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鳥佳 [居酒屋]

ジャン妻と2人で右暖簾カウンター。時刻は22時半です。
「美味いな」
「美味しいねぇ~」
[わーい(嬉しい顔)]のマスターと目が合う。
いい店である。

昨年の記事、~そして誰もいなくなった~鳥佳(http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-12-16
で書いた内容だが、ジャン妻が長年、「この子はちょっとなぁ」っていう女性店長がいる。
その女性は私やジャン妻、その他上役に媚びて来たり、言い訳をしたり、結論より課程が長く、メールも電話も長く、それでいて伊東甲子太郎にダメ印押されて傷つき、私の上役は小心でその女性への心配が昂じ、ジャン妻は億劫がりながらもその女性店長と仕方なく飲みに行って俺はこの店「鳥佳」で堂々とラストまで一人酒を楽しんだのだが。。。
その会食後、女性店長はジャン妻とホットラインが繋がったのが嬉しいらしく、それからも甘えるが如く、自分の店のレイアウトを変える相談~業者手配~当日の作業といった一連をジャン妻に相談してこの日の夜、閉店後に作業を行った次第。
この作業にはやっつけ仕事が得意な俺も借り出された。何の段取りもされてなかったので力ずくで棚を解体して移動してまた組み立てたり、廃棄するものを解体したり、要るもの要らないものを選別したり、運んだり、元に戻したり。
ジャン妻はシステムの配線担当。外して、移して、組み立てて、また配線して、通常に作動するかチェック。
作業が終了したのは21時半だった。
最寄り駅は京急の某駅なので、「鳥佳に行こうぜ」って俺から誘った。
「鳥佳は1人の方がヨロシイんじゃござんせんの」とイヤミを言うジャン妻である。

上大岡駅で降りる。時刻は22時。
「WC行ってくるわね」
俺はイライラしながら待つ。混んでたらしく時間がかかったが、改札を出る。早足。
「地下鉄の駅入口はどこなの?」
「道の向こう側」
「ふぅ~ん、道を知り尽くしてるわね」
「・・・」
「足が速いわよ。いつもはアタシより遅いくせに」
ウルサイ。赤になりそうな信号を走って渡る。
大久保橋をバスが2台走っていった。
「右よし、左よし、鳥よしって誰が言ったの?」
「マスターだよ」
右暖簾はまぁまぁ空いていた。
鳥ネギとキャベツ酢漬け.jpgチーズ巻き.jpgツクネと砂肝.jpg
ニンニク.jpgネギ.jpgピーマン.jpg
シマアジとマコガレイ.jpg締めのセット.jpg
「マスター熱燗。熱くしてね」
[わーい(嬉しい顔)]再びマスターの笑顔
今日はいつもの竹鶴ではなかったが美味しい。
今日のマスターの笑顔は、私の中で、私が勝手に思ってるだけだが、伏線がある。
実は今日は今年になって2回目で、1回目はこの日の前週だった。1回目のその日の夜22時半は右暖簾が空いてて私はド真ん中、マスターの真ん前にいた。
左右に常連さんが1人ずついた。それぞれ店のスタッフと話している。
私は真ん中でムスーッとして飲んでた。左右は若干、接客を超えて私語になっちゃった感もある。珍しく店の雰囲気がいつもより弛緩しているように感じた。
私はこの店で1人で飲む時は、熱燗は三合と決めている。三杯目の熱燗を頼んで口に含んだ時のこと。
(ヌルイな。。。)
昔の風呂で言うところの、水面だけ熱く、中身が水・・・までいかないけど、ぬるま湯みたいになっちゃってたのである。
どうしようかな。言うべきか言わぬべきか。
我慢して飲んじゃおうかな。左右の客とスタッフはそこそこ話が盛り上がってるから水を差しかねないなと思ったのだが。。。
スタッフは若い。やはり今後の為にと思い、思い切ってマスターに言ってみた。話の腰を折った。
「マスター、ぬるいよこれ」
ハッとなったマスターは「スミマセン、オイッ、これ熱燗やり直して」ってかなり厳しい声で指示した。
「その酒は捨てて新しく」
えっ、捨てなくてもいいのに。その酒でいいのに。もったいない。だが髪の多い若い衆が、緊張しながら新たに酒を入れて温めなおしてくれた。
若いのは持って来た時、「スミマセンでした」
「おう、ゴメンな」
口に含む。今度は熱かった。
だがこれで店内に緊張感が漂い、シーンとなっちゃったのである。俺は内心、苦笑したが、若いのは後で叱られたかも知れない。
以下の5枚はその時の肴たち
今年最初の焼鳥.jpg今年最初のつくね.jpg今年最初の焼おにぎり.jpg
今年最初の馬刺1.jpg今年最初の馬刺2.jpg
太田和彦氏の著書「超居酒屋入門」で氏は「燗は難しいものだ」という。
氏は憤慨する。
「高級酒は冷や、並酒は燗という誤解がまかり通っている」
「純米酒は本醸造でさえも燗をしないというのは困ったものだ」
氏は若い頃、店から「燗はやりません」って言われたり、「この酒は冷やで」って指定されると「何故だ」ってムキになって問い詰め、挙句の果てに主人と気まずい思いをしたことが何回もあるという。
私は氏のような酒の玄人でも何でもないのだが、高い値段の純米大吟醸が好きではなく、どちらかというと純米酒や安価の本醸造を好む。
私は太田氏みたいな度胸はないので、店側に必ず「燗できる?」って聞くのは哀しいかな店におもねってるようだが、店の主人が必ず燗を担当するとは限らないからでもある。店員さんに「アナタは燗ができますか?」と聞いているワケですよ。
私は夏場でも燗を飲む時があって、夏はぬる燗です。40℃くらい。熱燗は50℃で、その上に“とびきり燗”というのがあって55℃以上らしいが私はさすがにそこまではしない。
燗酒は酔いが穏やかで一日の終わりに安堵感をもたらすから好きなんです。ブスッとしながらゆっくりゆっくり口に運んでる自分の姿を見てみたい気がする。
燗は湯煎が一番いいんだけど時間がかかったりする。ジャン父(故人)は実家で石油ストーブにお湯を沸かした薬缶の中に徳利を入れていた。
今は電子レンジでチンする店があるが、まぁそれも仕方が無いといったところでしょうか。でも燗は難しい。家で自分で電子レンジでやっても上手くいかない時がある。春夏秋冬その時々の季節、その日の外気温、店内の温度、個々の客の好み、猫舌かそうでないか、温かい肴か冷たい肴か、最初の一杯はぬるかったり、二杯、三杯目は熱かったり、極力香りを飛ばさないように気を遣ったり、燗向きの酒かそうでない酒か・・・難しいと思う。

「鳥佳」で熱燗を飲むお客さんってあまり見ないような気がするんだな。焼酎やワイン、何とか杯がよく出てます。焼酎はお湯か氷を供すればあとは客が勝手に自分で好みの濃度に調整すればいいので、店側からしたら楽って言ったら失礼だけど、難しくはないと思います。

毎回、燗を同じ温度で供される店って私も記憶に薄いのだが、実は「鳥佳」に熱燗に手馴れたスタッフがいないかというとそんなことはなく、火曜日にいるマスターの片腕たる女性は上手です。温めて引き上げた後で必ず手の掌で底を触って確認してますからね。
今年1回目の日、若手が三杯目でヘマったが、まぁ気の緩みか確認不足でしょう。燗酒をマスターすると年配客の信用を得ますよ若い衆。
処理済~23時前でも盛況.jpg2回めの今日、その右腕女性の燗はすばらしく、3杯とも同じ温度で提供された。前からずっとそうだったのだろうが気が付かないのが普通です。それが燗です。今宵の燗は美味かった~。身体が芯から暖まりました。
「マスターもよく言ったね。それって大事だよ」
「ガマンして飲んじゃおうかとも思ったんだがな」
「言うか言わないかで次につながるからね」
2回目の今日、その若い彼はいなかったが多分、マスターが俺が来たことを伝えてくれるでしょう。

もう一譚、追加します。
この日、突然ジャン妻から「今日は某店の歓送迎会に誘われたので行ってもいい?」とメールが来た。
俺は了承した仕方なく。川崎の丸大ホールへ行ったのだが、ラストオーダーが早い店で(朝から営ってるから)バタバタとかっこんだはいいが酒が足りず、京急川崎駅から上大岡に降りた次第。
(木)です。マスターの公休日。
誰が仕切ってるのか見たかったのもある。22時半に飛び込んだ。中央で焼いてるのは色白で細身の男性だった。煙防止のサングラスをかけている。
マスターの片腕たる女性が差配してた。まぁ鬼のいない間にではないが、の~んびりしたムードでしたね。
「今日はお1人ぃ?」
「うん。ツレは歓送迎会だって」
年頭初回に燗酒を失敗した若手男性はこの日はいた。その男性に、「熱くしてな」
この日は寒かったので、左暖簾の客からも熱燗がオーダーされてましたね。
供された。
「どうですか?」
「うん。いい」
若いのは心なしか安心した表情だった。
処理済~留守を守るスタッフ.jpg鶏ネギ&つくね.jpg留守を守るスタッフが焼いた.jpg
ラスト三杯目を口に含んでたら、歓送迎会がおヒラキになったジャン妻からメールが来る。
「何処にいるの?」
何処にいようと俺の勝手だろーがと思う。俺は女性スタッフにコボしたよ。
「ツレが飲み会終わったらしく、今何処にいるの?って訊いてきた。そんな変な店にでもいると思ってんのかね」

(別稿でUpしますが最近ジャン妻は酒癖が悪い時がある。絡むんです俺に。)

三杯目飲んでお会計です。出る時に捨て台詞「マスターがいない鳥佳っていいねぇ」って毒ガスをブッ放した。
若い衆はリアクションに困り、板前さんが「ありがとうございました」だったが、女性スタッフはすかさず俺に切り返した。
「じゃぁ次回もマスターがお休みの木曜にお出でくださ~い」[わーい(嬉しい顔)]ときたモンだよ。
ニヤニヤ笑いながら出て、大久保橋を渡って上大岡駅へ歩きました。

(1月で52記事か。。。後半に息切れした感じだな。)
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鐙壱番 [ラーメン]

麺や鐙壱番1.jpg町田街道467号線沿いのCoCo壱長後店で「今だけヒレ勝つ」を喰った後、長後街道へ繋がるバイパスがあって、その近くに酒の量販店「マインマート」があって店員の応対もよく、クラシックラガーの大瓶をケースで買いに行くのだが、その途中に、OPENしてからもう何年になるのかわからないラーメン屋がある。8台駐車できる。
「鐙壱番」
何て読むか。
アブミと読みます。
鐙ってぇのは、馬の鞍から左右一対づつ吊り下げて、騎乗しな時期に足を乗せる(履く)モノ。
何でこんなネーミングにしたのかわからないが、くるまでないと行けない場所で歩行者もほとんどいない代わりに目の前の道、湘南台方面のみ渋滞しがちでドライバーの目に触れやすい立地。
こんな場所じゃぁいつか潰れるだろうってバカにしていたのだが、なかなか潰れず今日に至ってるということはそれなりの味なのであろうと。
だがまてよ。。。?
「入ったことあるぞ」
「そうなの?」
「中途半端な豚骨で魚も入ってたな。確か、鯛って」
そう。家系みたいに重くなく、ホントかどうか鯛のダシ他、魚系も混じっていて、店内やたらと鯛ダシ鯛ダシって謳ってたような。
私は2回喰ったがよほど印象に残らなかったらしく、その後もしょっちゅう店の前を走ってるのに見向きもしなかった。
だが近年は家系がヘビーになって「もう喰わん」と決めてるので、今だったら合うかな~って思ったのだ。
再々訪してみたら。。。
まぁまぁ美味しかったのだよ。
前は「鯛ぃ?タイしたことねぇな」って思ったのが、「サスガは鯛だな」って変化したから人の心や好みは移ろい変わりやすいんだなというもの。
処理済~カウンター.jpg処理済~後方テーブル席.jpg調理場を囲むようにカウンターがコの字に配置されカウンターは20席あるかどうか。テーブルも4人掛けが3つ・・・だったかな。男性二人で営っていた。
二人のうち、一人が注文取りに来た。ドンクサそうでよう聞き取れん声で「麺は細麺、太麺、どちらになされますか?」と訊かれる。この男は会計時も幾ら幾らっていうのが聞こえず、「アン?せんよんじゅうえん?」って喰らわしたら「はっぴゃく。。。なんじゅうえん」とかボソボソ言ってやがった。太麺にした。
オーソドックスな鐙ラーメンは待つこと10分強。スパゲティのような中太麺で、スープとあまり絡まない。。
鯛と豚骨のWスープには魚の風味が豚骨に勝っている。ややあっさりした印象で少し薄味。数年前にはイマイチだったが今の俺的には好みだった。
鐙らーめん1.jpg鐙らーめん2.jpg
チャーシューは大きめだけど特筆事項なし。メンマは軟らかい。ヘルシー志向で、昔の俺がそうだったようにガッツリ系には物足りないし、斬新さやインパクトは殆どない。
女性向きではないか。でもPさんは除く(失礼)。Pさんならここご存知かも知れない。
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焼肉ラーメン [ラーメン]

タイトルのラーメンは邪道だと思う。
これは焼肉屋のラーメンじゃないですよ。醤油味のラーメンの中に安い肉で炒め焼いた肉が入ってるの。醤油味プラス焼肉のタレをブレンドしたようになっている。当然、味は濃かった。下品で野蛮で美味しかった。安そうな豚肉を焼いて、タマネギやピーマンと炒めた邪道麺を喰ったのは、都内の降雪時で身体が芯から冷えたので、カロリー高めのをオーダーしたの。
この店の麺の丼は直径が短いがその分高さがあって、箸が垂直までいかないけど45度ぐらいになるので非情に喰い難かった。
焼肉ラーメンです.jpgズルズルっ.jpg
これを喰ったのは、いつ行っても店頭がブッ散らかってる市ヶ谷の堀端にある有名な店だが、一見、素っ気無く無愛想に「らーめん ぎょうざ かわかみ」って書いてあるだけの美しくない店。
かわかみ店頭.jpgこんなのを置いとくなよ。。。.jpg
豚肉です.jpgだが入ってみると熱気ムンムンで店内はネクタイ族や工務員さんで殆ど満員だった。2時でも満席だったことがある。これには理由があるのだが。。。
OLさん、特にお嬢さんタイプの少食なOLさんには絶対に向かない店。ガッツリ系のOLさんが数人ぐらいいる時もある。喰った後はメイクに中華の湯気、香がコビリつくのは必定。

お店の人は中国人さんだと思う。日本語に訛りを漂わせながら、無愛想に迎えてくれる。私はいつ行っても、お世辞にも笑っちゃうくらい美味しそうに見えないメニューの写真を指差して「これ」って言うだけです。

注文はすぐ飛び、厨房はテーブル席から丸見えで、オッさんコックが3人くらい超多忙に動き回っている。
相席当然です。ただ、女性客で2人~3人だと、店側も気を配って空いた席に誘導していた。

餃子が有名なんですここ。
味が有名なんじゃないですよ。あっ、でも味もまぁまぁかな。
例えば大盛無料とか、味付け卵無料券とか、トッピング無料券ってあるけど、この店は半餃子(3個)の無料券があるの。
餃子3個.jpg餃子無料券.jpg
私も餃子を3個喰ったが1個1個がデカいので、通常の6個も喰うと午後からの業務に差し障りがあるかも。歯ぁ磨いたって消えないくらいの量です。やや皮の握りが甘いのがちょっとだが具は下品でまぁまぁ美味しい。(ホメてるんですよ)
俺の前に座ったエエ年恰好の部長さんクラスが、注文時に財布の奥をガサガサ引っ掻き回し、餃子無料券を血眼で捜して「おうあったった」って引きずり出し、中国人さんの女性スタッフに渡してたのには失笑した。その間、そのスタッフはずーっと立って待ってましたからね。「早く出しなさいよカッコワルイわね」って顔してたモン。
この餃子無料券は期限があまりない。せいぜい1ヶ月程度。期限が切れる前に行かなきゃならないが、大抵は期限が切れるギリギリに思い出すもの。
私はそういうのって社のガッツリ系の後輩に進呈しちゃう。でも女性社員だらけなので、モノが餃子だけにそうそうあげられない。
それと確か、火曜日が餃子半額デー、これも評判いいらしい。平日1日の半額って大きいと思う。

私はこの店でまぁまぁ予想通りの肉野菜炒めや、アンが薄いけど甘い五目焼きそばも喰った。ここの五目焼きそば麺を焦がし付けていないので麺に甘みが残る。それと白菜ではなくキャベツだったんです。更に甘みが増える。ニンジン、キクラゲ、豚肉を炒めてアンも甘め。アンというよりアブラって感じだったがこれが甘醤油で美味かった。
まだある。香港飯ってのがあって、飯に回鍋肉をブッかけて目玉焼きが載っかってるヤツ。全てのメニューが高カロリーで味が濃く、ガッツリ喰って体内燃焼させてさぁ午後も頑張ろうゼってな店。
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おヒマでしたら。。。Ⅱ [人間ドラマ]

おヒマでしたらに続いて。同じようなシュレッダーのネタ、第二章。
ミニ浴衣の塚田農場http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-03-21-1に2回繰り出した支店の長はよく俺をHelpに呼ぶんだけど、その子も俺にシュレッダー作業をさせたがる。
「欠員が出た~」
「その曜日、混むから応援に来て~」
それでホイホイ駆けつける俺もアホだけど呼ばれるウチが華。だが行くと必ず俺に裁断作業、ゴミ出し作業、ダンボールの解体作業をやらせるのだ。
O美人みたいに「ヒマだったら」なんて言わないけど、「ハイこれお仕事~」って言いながら、倉庫から過去の帳票類保管箱をデンと持って来やがる。保管期限のキリいい数字、3年前、6年前のを山のように。
受付、入力、接客の合間にシュレッダー裁断作業をするのだが、ここはZ女史とO美人の支店より遥かに古紙が出るのだ。3倍はある。

ここの店長は俺が裁断中に、後から後から奥の古紙を持って来て、シュレッダー脇の裁断BOXに補充しやがるので、やってもやっても減りゃぁしねぇ。
俺は堪りかねて言った。
「なぁ、俺はこういう単純作業でも達成感を味わいたいからさ。やってる途中で後から補充しないでくれないかな。この箱の分を全部裁断し終わったら次の年度分もやるからさ~」
店長はさすがに「ゴメンゴメンそうだよねぇ」って。それでも毎回、「手ぇ空いてるぅ~?だったらこれ、シュレッダーかけてくれない?お仕事だよぉ~」
ハイハイ。やりゃぁいいんでしょ。
処理済~シュレッダーと古紙.jpg処理済~裁断中.jpg
だが。。。
この店は廃棄業者の稟議を出したハズだぞ。俺が「稟議書け」って指示しなんだから。裁断しながら言った。
「溶解(廃棄業者との契約)の稟議はどーなった?」
「ああそうそう。あれってどーなったのかなぁ。12月の中ごろに出したんだけど、何処か本社の上の方で止まってない?」
実は本社で1人ノラリクラリな対応をする上役がいてダラ会議の元凶。そヤツが稟議に添付した見積を見て、「これってぇ高くなぁい?」って素っ頓狂な声を上げてたのを俺は知っている。私はその時の金額が妥当かどうかはわからないのだが、更にもう1人の総元締めの上役も「う~ん、高いっ。これってお店で裁断すればいいじゃないかか」とかヌカしてたね。
ケチめと思った。その店の売り上げは高いんだぞ。しかも、「あのね、裁断してるのって俺だよ。通して下さいよ」って言ったがそれっきり。
別に俺は裁断作業が嫌とかではなく、前篇でも書いたように、「アンタがシュレッダー作業なんかしてたら人件費が高いよねぇ」(ジャン妻)が引っかかってる。
俺は決して高給取りではないが、管理職の末席にいるのでそういう意味では安くはない。
俺は上役どもにメールした。
「古紙の溶解稟議ってどーなったんだ?」
メール打つ時の私の表情がスゴかったらしい。稟議を止めるな、早く通せ、もう年が明けたぞってな表情だったという。
上役から返信が来た。「ええっと、誰々に訊いてみて」
誰々とは、「これって高くなぁい?」って言った野郎。そいつにメールしたら。
「高いなぁって言った覚えはありますが。。。」
覚えがあるぅ?俺だって聞いてら。ってこたぁその野郎のデスクを稟議は廻ったんだな。では何処の部署で止まってるんだろう。
ブツクサ考えながら裁断作業をする私。紙が詰まる。シュレッダー内部のフクロが裁断チップでいっぱいになる。ギュウギュウ押してまた裁断する。また詰まる。箱がいっぱいですの赤ランプが点く。またギュウギュウ押す。詰まる。また一杯になるの繰り返しで、いい加減シュレッダーが青色吐息になり、「もうこれ以上ダメ、中身捨てて」ってなったら、写真のように別の事業ゴミ袋に移し替える。
移し変える前.jpg移し変えてるとこ.jpg移し変えた後.jpgこれが大変。
というのはこの店のナンバー2がゴミの捨て方に異様な拘り、プライドがあって、まだ袋の上に隙間があって、私が楽に縛ろうとすると、「まだ入りますよっ。後、2~3回はイケますねっ」って叱責が返ってくるんです。
ギュウギュウに詰めてもどう見ても残り1回しか入らないとしか見えないのだが。
「ええっ、いいトコあと1回だろ」って言ったら叱責された。

パンパンになりました.jpg「ダメですっ。○○さん(私のこと)、この事業ゴミ袋、幾らすると思ってるんですかっ」
しっかりしてますね。なるほどそのナンバー2は、ゴミ詰めが上手で(というのだろうか)、もうこれ以上は無理ではないかと思うのだが、その一線を超えてギュウギュウに詰める。一度は自らパンパンに張ったゴミ袋の上に両膝揃えて乗っかり、パンッ!!って弾けて大穴が開き、裁断ゴミがそこらじゅうに散らばったことがある。

別に好きででやってんじゃない。コキ使われ、人件費が高いのにと言われ、仮にも俺は上役だぞって思う。殆ど毎週やってるんですよ私。

では昨年半ばに出した廃棄業者契約の稟議はどーなったのか。何処で誰が止めたのか。
意外なヤツのトコでSTOPしてたのが判明した。家で晩酌だったか例の居酒屋「よしよし」で晩飯&晩酌だったかの時、ジャン妻に、「業者の金額が高いんだよなぁって言ってやがったよ。だったらてめぇでやってみろってんだよなぁ」
「ああ、あの稟議。あれってアタシが止めてるの」(ジャン妻)
なっ!!
「お前が止めてたのかっ」
「うん」(ジャン妻)
「理由はなんだっ」
「高いから。今、安くしろって交渉中なの。ただちょっと忙しくて忘れてたんだけど。マズかった?」(ジャン妻)
「その稟議が通らないから毎週俺がこうやって(裁断するマネ)んだぞっ」
「ああ、あの店ね。後から後から古紙を持ってくるんでしょ」(ジャン妻)
「早くしてくれ。俺がああいう作業してると人件費がモッタイないって言ったのはお前だろーがっ。店では稟議を停めたのはアイツら(上役たち)が、金額が高いから店でやれって言ったって思ってるぞっ」
「えっ、そうなの?でも確かに高いのよあの金額だと。今、交渉中だから。すぐやります」(ジャン妻)
ジャン妻の交渉で、金額が3/5になったのである。すぐさま稟議が再度まわり、あっさり認可された。
この朗報が支店に伝わった時、
「凄ぉぃ~、△△さん(ジャン妻のこと)、業者に交渉して3/5の値段に安くしてくれたんですってぇ~」
お店のスタッフたちも、「凄い凄い」の連発である。俺は憮然とした。何故、ジャン妻が誉められなきゃならないんだっ。
「でも今月は契約間に合わないよ。来月1日からだね。あと1ヶ月分は裁断しなきゃなんないの。時間かかってゴメンね」(ジャン妻)
「大丈夫ぅ~。もう1ヶ月分は〇〇さん(私のこと)にシュレツダーやって貰うからぁ~」[わーい(嬉しい顔)]
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博多ラーメン軟らかめ 「四神」(亀戸駅構内) [ラーメン]

閉まってやがら.jpg亀戸駅構内の「四神」
スープはいいのだが、殆ど茹でないに等しい博多ラーメンのバリカタ、替え玉まで喰っておきながら「???」だった俺は軟らかめにTryしようと、朝、9時過ぎ、錦糸町駅で乗り換えるところを一駅寝過ごしたフリをして亀戸駅に降り立った。
そしたら閉まってた。
仕方が無い。向かいの立ち食い蕎麦「ご利益そば」の中華そば390円で済ませた。他日を期すことにした。

ご利益そば.jpg中華そば.jpgまぁ蕎麦屋の中華ですから.jpg
長浜や.jpgそして翌週、江東区役所に公用がてら、午前中の早い時間に住吉駅(半蔵門線&都営新宿線)へ降りて、四つ目通を走る都バスに乗るべく交差点を渡った角に「長浜や」っていうのがあってこの店は朝8時から営っている。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-09-09-3
朝ラーではないが、午前中早めの昼食にした時、カウンターにこんなのが貼ってあった。


博多ラーメンの食べ方.jpg博多ラーメンはこうして食べよう
・・・(略)・・・博多ラーメンの麺は硬く、初めてのお客様は、「麺が煮えてないじゃないか」と思われるかもしれません。これは博多ラーメンの特徴であり、作り方を失敗したわけではありません。食べ慣れてくるともっと硬い麺を食べたくなります。「替え玉、硬めね」っていうお客さんがたくさんいらっしゃいます・・・(略)・・・





へぇそーなの。俺は知らなかった。このトシまで。
こんなのが貼ってあるってぇことは客に誤解され文句の一つ二つ言われたのだろうか。これによると「硬ぇな硬ぇな」って思いながらすすった「四神」のラーメンはあれが博多正統派スタイルってことになる。
博多っ子から見たら、東京のラーメンは軟弱者に見えるのかも。
四神です.jpgでは「四神」で軟らかめには対応してくれるのか。先日ついに平日の午後、葛飾区に公用が発生したら常磐線が柏駅での人身事故で運転を見合わせたのでルート変更、亀戸駅~東武亀戸線~曳船駅~徒歩~京成曳船駅ルートで青砥駅までという迂遠なルートの途中の亀戸駅構内。
前はイケメン含めた男性2人だったが、この日は短髪で祭りの縁日が似合うようなオバちゃん1人だった。
1人のせいか、カウンターに客の喰った後の丼がそのまんまだったり、水が足らなかったりしていたが。
「気持ち、軟らかくできる?」
「できますよ」
軟らかめなんてお願いするの初めてです。
待つこと20秒。肉マシです。250円で4枚あった。通常だと450円だからその半分近くが肉の価格である。
気持ち軟らかめをすすってみました。
博多ラーメンです.jpgズルズルッ.jpg
オッ、俺の好みの硬さです。ここでめりな女史が言われた定法にのっとって、紅ショウガを入れてみたら。。。
味にアクセントが加わった。美味しい。
紅ショウガでアクセント.jpg麺に絡めてみる1.jpg
前に「よしよし」で紅ショウガ入り卵焼きを食って目からウロコが落ちたが、それと同じ感覚に近い。
なかなかイケる。
だが何せ450円のラーメンです。量が足りない。替え玉をお願いした。
替え玉を茹でる時、「今ぐらいで」って言い添えて、オバちゃんが茹でるのをカウントしてみた。「いぃち、にぃぃ、さぁん、しぃぃ、ごぉぉ・・・」
24秒でした。
ショウガをドバドバ入れた。温まる~。
替え玉です.jpg替え玉を浸す.jpg
紅ショウガを入れる.jpg麺に絡めてみる2.jpg
満足して出ました。何か大きな宿題を完成させた気分です。出る時、オバちゃんに「何時から営ってるん?」って聞いたら、「11時です」って言ってた。
駅構内のスタンドだから、博多ラーメン=硬い=茹で時間が短いが成り立つんでしょうな。太い麺だと回転が悪くて成り立たないだろうしね。
この時、店内は私と若い女性1人だけだった。めりな女史?って思わないでもなかったが、その女性は券売機をじーっと見つめて考えながら選んでいたから「違うな」って思った次第。
(めりな女史、どーもでした)
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あかべぇ~中町フジグランドホテル [会津]

赤ベコだぁ.jpg西新宿の成子坂下の「井筒や」で昼メシ食って出たら、目の前をバスが走ってた。
「夢街道会津号」(ゆめかいどうあいづごう)といって、新宿駅南口と福島県猪苗代町~会津若松市~喜多方市を結ぶ高速バス。
一部は江東区の新木場駅から出て、東京駅八重洲南口を経て走る。運行会社はJRバス関東と会津乗合自動車。全席指定。
「俺も乗せてけっ」って現実から逃避しかけたがすぐ我に返った。


バスのボディ.jpgこのバスのボディによく見かける赤い動物がペイントされている。あかべぇといいます。赤べことも。

私は近年まであかべぇを犬だと思って疑わなかった。牛だとわかったのはリンクさせていただいてる私なんかより遥かに正統派の会津ジャンキーこと、あかべぇ女史のBlogからです。
それでも首が上下左右に揺れる張子のあかべぇと、よくあるマスコットあかべぇは全く別物だと思っていたからね。
べことは東北地方の方言で“牛”だって。赤は魔除けの効果を表す。
何処の発祥なのか。
会津柳津に只見川を見下ろす寺、円蔵寺という寺がある。
年1月7日に、その年の無病息災を願って、下帯姿の野郎どもが本堂の麻縄に登る「七日七日堂裸参り」が行われる寺です。
これは一般の参加も可能らしいがクソ寒い冬場に冗談じゃねぇ。この寺でむかしむかし、虚空蔵堂を建立する際に材木を寄進されたのだが、かなりの重労働でキツかったところへ突如として牛の大群が現れて材木搬送を手伝ってくれた。
その時、最後まで頑張った牛が赤い牛だったとか。それが最初の赤べこ。
あかべぇは平成の何処かで登場した会津のマスコットです。
磐越西線の「あいづラーナー」や、会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」にペイントされてたりする。会津観光パンフやポスターのデザインはもちろん、ぬいぐるみやストラップだったりする。

このあかべぇの巨大なぬいぐるみが客室に鎮座しているホテルがある。
会津若松市の七日町寄り、野口英世青春通にある中町グランドホテルです。
私らは、若松市内に宿泊して大酒を喰らう夜は、白虎町の「会津ワシントンホテル」、駅前町の「ホテルアルファーワン会津若松」、飲み屋街に近い「ホテルタカコー」と「中町フジグランドホテル」を利用する。
(フジは駅前にもある。それと一番、新しめのホテルルートイン会津若松はあまりおススメしません)
中町フジグランドホテル1.jpg中町フジグランドホテル2.jpg
フロントに行く途中に誰もPlayしやしない時代遅れのビリヤード台が数台あったり、ツインの客室が何だか無駄に広いホテルなのだが、部屋にあかべぇのデカいぬいぐるみが丸椅子に鎮座していて、デカい目ん玉を剥いて「お疲れ様で~す」って迎えてくれる。
あかべぇ.jpg客室とあかべぇ.jpg
まだあかべぇを詳しく知らなかった頃、初めて見た時、「何だこれは?」って思った。
「お前は俺らの部屋で何をしている?」
最初、違和感があった。ホテルにこんなの置くかぁ普通って。
今宵、このあかべぇと一夜をトモにするのか。そりゃ可愛くなかぁない。可愛いったら可愛いし、俺の大好きな会津のキャラなんだけど、何しろこの子はデカいのと目力が強い。目が合うとちょっと圧迫感がある。
30cmあかべぇ.jpgこの子は名札、社員証がブラ下がってた。「氏名 あかべぇ 上記のものは当社の社員であることを証明する」私がここの客室係りですってなもんです。
「30cmあかべぇフロントで売ってます2400円」ってしっかり販売の宣伝もしている。客室のこの子は30cmどころじゃない。もっと大きい。
可愛さ=適度な大きさってモンがあるからね。でも小さかったら客に持って帰られちゃうかも知れないからある程度の大きさが必要なのかもな。
ところがあかべぇさん情報だとシングルにはこの子はいないらしい。ツインだけのようです。

「麦とろ」でしこたま飲んだ挙句、この部屋のベッドにバタンキューして深夜にふと目覚めたら。
あかべぇがでっけぇ目で俺をじーっと見ている。
まだ酔いの残る重いアタマでユラ~っと起きた俺は、「あっち向け」って反対側に向けちゃったのね。あかべぇさんには悪いけど。
翌朝、あかべぇは俺にケツを向けている。
「何故、お前は客に尻を向けとるかこの無礼者め」って言いながら向きを戻した。
あかべぇは「理不尽な。昨夜、アナタが私にあっちを向けって言ったんでしょう」の顔をしていた。
それでもチェックアウト時、「じゃぁな。またな」って鼻先を撫でて部屋を出た。
2回目以降は「よう、元気だったか」って声かけするようになった。
あかべぇは俺らをどう見てるんだろう。この会津バカの酒喰らい夫婦めって思ってるかも知れない。
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ビミョーな3人 雪子&肉子&Yoko [人間ドラマ]

伊東甲子太郎が赴任してから、雪子、Yoko、肉子の人間関係がビミョーになってきた。表面上はともかく、内心の部分で。
甲子太郎は1人1人に熱く訴えてモチベーションを上げよう自己啓発させようとしている。だが、言われた側の3人は、個々の会談の後、1人が他の2人に対して「あの2人はナンなのよ~」っていう小さい不満が渦を巻いている。

最年少者だがリーダー格の雪子は最近、家庭の事情で。。。しちゃったので、「ここで暮らす意味がないんです」、実家に帰りたいみたいですね。実家の近くにも支店があるにはあるけどそこは足りてるんです。
雪子はモチベーションが下がっている。そこを甲子太郎は何とかUpさせようとしている。
それと雪子は、自分より3年も先輩の肉子に対して、「アタシより先輩でやれば仕事も正確で速いのにぃ。システムの変化や新規導入されたものを忌避しがちですっ。監査とかの突発的な対応を面倒がるんですっ」ってブツクサ。

肉子は伊東甲子太郎の熱い改革案を「フムフム。。。」って聞いてはいるけど、もともと面倒くさがり屋さんなので、「表面上はね。聞いてますけどね」どうも上っ面しか聞いてないようです。変化、改革が面倒なのだ。
「だったらYokoさんは何よ」って第三者に転嫁する傾向にある。

Yokoは今までは両親が娘さんを見てくれてたのを、再婚に向けて部屋を借りたので自分が送迎や家事をしなきゃならない時間が増え、先に家庭ありきで勤務シフトを組んでしまい肉子&雪子のヒンシュクを買った。
それでいてお喋りが長く、「Yokoさんはウルサイ。喋ってばかりで仕事してないじゃん。最近は話しかけないでオーラを出してます」(肉子)
雪子は「Yokoさんは好きだけど、あれでアタシたちと同じお給料貰ってるのってのが許せないぃ~~」、肉子&Yokoへの不満で年末の忘年会で酔って少々荒れ気味だった。

私は週1日、この支店に入っていて最近は甲子太郎氏と内密な打ち合わせをしている。
私はこの支店に3年通ったが、先日、甲子太郎氏が言うには、「些細なことで〇〇さん(私のこと)を頼り過ぎています。モチベーションが大分、上がってきてるので、そうなったら〇〇さんを抜きますから」
上がっているぅ?
そうかなぁ?
そこは突っ込まなかった。私がいても伸びないと踏んだ甲子太郎が言うように、その時だけモチベーションが上がったとしても、彼女たちが後で私に愚痴るようでは私がまた彼女たちのモチベーションを下げているようなもの。
俺は了承した。前からジャン妻に「いい加減、あの連中から離れなさい。でないと彼らが伸びないよ」って言われてたからね。

それとこんな事を書くのも恥ずかしいのだが、Yokoのバカタレはどうも私が抜けるのをバカなりに察しているらしく、「〇〇さん(私のことね)が追い出されるぅ~。アタシが〇〇さんと仲良しなのを嫉妬しているんだ~」
このバカな方言をYokoは、雪子、肉子、俺にワサビ抜きの寿司を喰われたパートさん2人、T君、Yuちゃんたち殆どスタッフ全員にペラペラ喋べくってしまい、俺は彼女たちからそれを聞いて頭頂部からつま先まで赤くなった。そこへ雪子と肉子から強烈な皮肉を浴びた。
「〇〇さん、Yokoさんの彼氏じゃぁんまるでぇ~」
俺はゲンナリした。大好きな店だが抜ける決心がついた。

もうすぐ監査が入る。
これは半年に1回入る。決算前月に入る。
前にも監査が入った時期、そういう対応が苦手で大嫌いな肉子は、「アタシその日休むっ。雪子さんお願いっ」って方言してカレンダーに「休」って〇しちゃったことがある。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14-4
雪子は大手銀行出身なのでそういうのには強い。「いいよアタシが対応するから。Yokoさんは対応しなくていいよ。何を喋るかわかんないんだモン。危なくてさ~」(雪子)
「・・・って言われたんですぅ~」(Yoko)[もうやだ~(悲しい顔)]
お前は今回、主役じゃないから引っ込んでなさい。この肉子の態度は雪子の心中、やはりオモシロからぬモノが残ったらしい。肉子の会社評価もこれで定まってしまった感がある。昨年、各支店の代表事務員を選抜して開催された外部研修に、雪子、O美人は俺が迷わず選んだが、O美人と同期の肉子は洩れた。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07-2
人数枠が少なかったのもあるがこの辺は難しいところで、将来性と日頃のやる気を重視した。私も、「アイツは日頃っから変化やイレギュラーを嫌うし、やり始めるまでが遅くて文句が多いから却下!!」
端っから無視したんです。
それでも雪子は先輩の肉子に気を遣って「譲ろうかな~」って思ったフシはある。だが「肉子さんも出るぅ?」って水を向けたら案の定、
「ヤダ。出ない。雪子さん行って来てって」って。
そこへYokoのバカが、「私、肉子さんに言っちゃったんです。何で肉子さんと同期のOさんは選ばれて肉子さんは選ばれなかったのかねぇ~って」
この時、俺は「余計なことを言いやがって」って叱ったが、今、思えば言ってよかったのかも。後で肉子は「だよねぇ。私ってもう6年いるからねぇ」って元気なさそうだったと。プライドが傷ついたらしい。(今年で7年)

監査はあらかじめ入りますっていう予定が開示される場合と閉店時間前の抜き打ち監査があって、俺はスケジュールを見てある日に着目した。
「この日の午後から夕方にこの店に入るってことは、閉店監査は。。。」
周辺の交通網から見ても、甲子太郎や雪子たちの支店に抜き打ち監査が入るのは必定。俺は雪子に「この日、夕方抜き打ちに入りそうだぞ」って心しておくように電話した。
そしたら肉子が出やがった。話の内容だけに、お前は出なくていいって思った。
「雪子はいるか?」
「いるけど、今、接客中です」(肉子)
「じゃぁ後で電話くれって伝えてくれ」
しばらくしたら折り返しかかってきた。「この日の午後に△△店だから、間違いなく閉店監査はそっちに入るぞ」って心の準備を促した。
「あっ、そうかもですね。わかりました」(雪子)
「肉子に先に言うとアイツは逃げるからな」とも言った。雪子は「任せて下さい」と言わんばかりである。さすがは。
ホントはこういう情報を本社の俺が洩らすのはルール違反でもあるのよ。抜き打ちじゃなくなっちゃうからね。ところが雪子は受話器を置いた後で肉子に問い詰められたらしい。
肉子からプンプン怒ったメールが来た。
「あのーっ!!どういうことですかっ!!(怒怒怒)私に言うと私は監査から逃げて仕事をしないように〇〇さんは思ってるんですかあっ!!別にいいですけどっ!!(`ヘ´)」
これも私の想定のウチでね。雪子から、「スミマセン。電話の時間が短かったんで、そんな短い伝達内容なのに何でアタシ(肉子)に言わなかったのっ。雪子さんに電話くれって言ったのって問い詰められて上手くごまかせませんでした。すみませ~ん」(雪子)
「いいよいいよ。それも想定のうちさ。伝わった方がいいんだアイツには」
「過去に(逃げた)前科あるしね~」(雪子)
処理済~事務ワーク中の肉子後姿.jpgジャン妻も大笑いしてたが、「でも、確かにスケジュール的に、夜に監査に入る可能性高いけど、入るかどうかわからないよ」
入らなかったら入らなかったいいけど、ジャン妻は監査の連中とツーカーでもあるので、
「監査の連中に伝えろよ。是非、この店に閉店監査に行ってくれって。お待ちしておりますって言っとけ」
大体、先輩社員がさぁ、率先して対応しないでプライドだけ保ったってダメですよ。ねぇナワさんヒロさん。
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魔獣のような雲。。。 [呟き、独り言]

魔獣のような雲.jpg寒気が南下して上空の大気が不安定なある日の空に、魔界の化身のような雲が浮いていた。
しかも二体。
口から煙を吐いて咆哮しているように見える。
だけど手と手を取り合っているようにも見える。
夫婦だろうか。
俺がこれから行く先、頭上に生える巨大な雲だった。魔除けの雲ってことにしておこう。
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横浜立場食堂 [グルメ]

中華もラーメンも洋食も牛丼も蕎麦もカツ丼も喰いたくない俺一人の公休日。
横浜市営地下鉄立場駅から、歩道や路肩の殆ど無い鎌倉街道を北へ徒歩10分(私はくるまで行きました)、この食堂に駅から歩いていく人って殆どいないと思うが。
「横浜立場食堂」 株式会社フジオフードシステムの外食チェーン店「まいどおおきに食堂」系で、この「立場食堂」のように、地名プラス食堂のネーミングで、駅近くより、郊外に立地するのが多い。
神戸に出張して飲み歩いてた頃の定宿はダイワロイネットホテル神戸三宮だったが、そのホテル1階に「かっぽうぎ」という食堂だか居酒屋だかわかんないのがあって朝飯はそこのバイキングだった。そこも同じ系列。
立場食堂概観.jpgディスプレイ.jpg
店に入って常時50~60種類前後のおかずを順番にトレイに拾っていくんだけど、出来立てに拘るって謳っておきながら作り置きです。冷めている。レンジで温めてもいいけど席を離れるのが面倒といえば面倒。
おかずの数々1.jpgおかずの数々2.jpg
さんまの塩焼きは温め直し(焼き直し?)くれる。卵焼きのみ調理してくれる。
最後に御飯と味噌汁でお会計です。
一品一品は安いと思う。
だがそれに乗せられる。思わず余分に取ってしまうからです。
それだけ見てリーズナブル価格をいいことに、図に乗ってあれもこれもってチョイスすると割高になる。でも自由にメニューを組み合わせることができるというわけ。
出来ているものをチョイスして最後のご飯&味噌汁のカウンターでTotal会計。
喰い終わったら下げる。完全セルフです。サービスなんか期待しないこと。
左のご飯&汁でお会計.jpg長いカウンター席.jpg
くるまでないとまず来れないので、利用客は営業マンの会社員、土建屋さんと、意外にも1人客が多かったりする。
他は家族連れ。パパママがガキ連れて来てたりする。でもガキに外でこういうのを食わせるくらいなら家で作りゃぁいいのにって思わないでもない。
家で喰うより美味しいのだろうか。
テーブル席は4人×7卓で、目隠しがされた対面カウンター席が24席ある。合計52席。1人客が如何に多いかということ。忙しなく急いで喰って移動するんでしょうな。
トレイ1.jpgトレイ2.jpg
私が今日、チョイスしたのは。
ご飯(中)、137円
豚汁、157円
ポテトサラダ、105円
塩だれ肉もやし、210円
マグロ中落ち、これが一番高かった。350円
アジフライ、105円
黒むつ西京焼き、252円
合計で税込、1316円です。
カロリー.jpgカロリーも計算してみた。こんな感じ。
撮影用とはいえ、結構な価格とカロリー数ですなぁ。
いつもはこんなに喰わないですよ私。一汁三菜程度です。1000円でお釣りが来ます。




この店でちょっと改善して欲しいことがある。いつも思うんだが。。。
豚汁がぬるい!!
これが不満。もうちょっと熱くならんのかっていつも思う。
ちょっと話が逸れるが、森村誠一氏の著作、「虹の刺客」という小説に、伊達兵部という悪役が二人の腹心、渡辺金兵衛と今村善太夫を朝っぱらから私邸に呼び寄せ、よからぬ談合の前に朝飯を振舞う場面がある。
いつも兵部が振舞う朝飯は飯も汁も舌を焼くほど盛り立ての熱々で、腹心の二人はその秘訣を問うても兵部は笑って答えなかった。
食後に兵部は、「今日の汁は少し冷めておった」と呟く。
兵部は悪役である。だが部下の二人を呼びつけておいて朝飯も馳走しないようなヤツに部下が付いていくわけない。私はこの場面が大好きでかくありたいと思っています。で、好みの問題かも知れないが、熱々の汁というのは相手に対するもてなしの精一杯の気持ちの表現でもあるので、端っからぬるいこの食堂の豚汁はいただけない。こんなんで金を取るなと言いたい。
セルフだからサービスは全く期待できないし、熱過ぎて火傷したらそれはそれでクレームが来るかも知れないが、それ以前の問題でとにかく温いんだな。
でもこの会社って、高年齢層の従業員が多いので知られてもいる。この店もそう。「もうちょっと熱くならんのか」って言えないまま今日に至っているのだが、私も段々それ相応のトシになってきつつあるので、いつかは言おうかと思っています。
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おヒマでしたら。。。 [人間ドラマ]

Z女史の片腕にO美人というキャラがいる。http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07
必要最小限の会話をつっけんどんでぶっきら棒に話すのと、プライベートが謎の女。一切自分のことを話さない。話したがらない。聞くなっていうオーラに溢れてる。美人なのに滅多に笑わない。
私が女史の支店に臨時に入るのはO美人が有休、代休の時でそういう約束になっている。先日、ド忘れU君と2人で勤務した時、朝イチで気付いたんだがこんなのが貼ってあった。
おヒマでしたら.jpg
「おヒマでしたらヒーターのうしろに積んである書類シュレッダーして下さい。空き箱は再利用するのでつぶさないで下さい。シュッレッダーが壊れない程度におねがいします」
またかよ。
だが何だこの文言は。。。[むかっ(怒り)]
おヒマでしたらだとぅ。。。[むかっ(怒り)]
ヒーターの裏に箱に入った過去の帳票類が山積みされていた。社の帳票類は保管期間を義務付けられていて、モノによるが保管期間は3年ものと6年ものとある。その期間が過ぎたので、数年前の12月の古書類を裁断して事業ゴミにして出して欲しいというもの。
それはいい。やるよ。だが相変わらず季語、挨拶文がゼロでいきなり用件に入っている。
俺は憮然としてU君に見せた。「見てよこれ。おヒマでしたらってどういうことだ」
U君とO美人はかつて同じ支店に勤務したことがあり、「ウヒャヒャ。何ですかこれぇ。これって今日中にやれってことですよねぇ」(U君)
今日中に全部やれってか。Oめ。アイツは俺に命令してんのか。
しかもシュレッダーが壊れない程度にお願いしますとはどういうことだ。
「壊したことあるんですかぁ」(U君)
実は過去に壊したことがある。俺が壊したおかげでこの店のシュレッダーは二台目なのです。だが別に偉ぶるつもりはないが、おヒマでしたらってぇのは上役に言うセリフじゃないだろう。しかも俺がシュレッダーをブッ壊すんじゃなかろうかって心配しながら依頼しやがって。
「壊さない程度に全部裁断しろってアイツは言ってんのか」
俺はブツクサ言いながらシュレッダーで古紙を裁断しはじめたよ。

前にもこんなことがあった。
処理済~おヒマでしたら1.jpg処理済~おヒマでしたら2.jpg
この時も「おヒマでしたら」とか書いてあったですね。「お手すきでしたら」ならまだしもさ。
「アンタがこんな作業したら人件費高いよねぇ」(ジャン妻)
それはともかく、せめて「今日はお疲れ様です」くらい前文言を入れろっつーの。お前の代理で入ってんだぞ俺は。

O美人の”おヒマでしたら”は彼女のクセらしい。今週、別の支店でも私宛ではなくその店の誰かに”おヒマでしたら何々を送ってください”みたいなのがあった。
おヒマでしたも何も、それは依頼された側が絶対にやらなきゃならない”仕事”だったんですよ。やるのがアタリマエなの。
どうも悪気はないようだが日本語の使い方がオカシイ。
「ネタにしてないで注意したら?」(ジャン妻)

私がZ女史の支店のシュレダーをブッ壊した、というか壊れたのは、突然、作動しなくなったか、紙だと思ってたのに何か異物が詰まったかだったと思う。
あれは寿命じゃなかったのか。修理費より買っちゃった方が安かったハズだが。

接客の合間に単純作業が延々と続く。処理機能がトロいシュレッダーで時々紙が詰まる。詰めるMAXは15枚だがついつい面倒になって多めに突っ込んでしまう。
紙が詰まると俺はシュレッダーを「てめぇ本番中に寝てんじゃねぇよ」ってブッ叩いたりする。

突然、動かなくなったぞ。電源は点いてるんだが。
「あっ、壊したぁ。ウヒャヒャ」(U君)
「オーバーヒートしたらしいぞ。熱持ってる。」
「ホントだぁ。熱いですよぅ」(U君)
Oにメールした。動かなくなったぞって。そしたら「無理にやると壊れるからしなくていいですよ」
この野郎。
依頼しといて「しなくていいですよ」とはなんだ。
俺は意地になった。詰まった紙を手で引きずり出した。しばらく休ませたら稼動しだした。また止まった。オーバーヒートの繰り返し。ボロシュレッダーめ。もっと高いのを買えっつーの。

処理能力が悪くすぐ悲鳴をあげるシュレッダーだが、このシュレッダー内部の箱にたまった裁断チップを事業ゴミ袋に移すのが一苦労。何しろ俺は不器用なので上手くゴミ袋に入らない。こぼれる。
「アァ~っ」
「さてはやりましたねっ」(U君)
裁断チップを床にブチ撒けた。
その度に箒で掃くんだけど、なるべく1つの袋に隙間なくパンパンに詰めて縛るので、移しながら床が裁断チップのゴミだらけになった。
「掃除が必用ですねぇ」(U君)
「今、掃除してもどうせまた散らかるから最後に掃除しようぜ」

処理済~シュレッダーのゴミ2.jpgこの日はオーバーヒート3回、成果はこれです。事業ゴミ3袋。
「うわぁ。やりましたねぇ。でもこれって業者と契約結んで溶解してもらえばいいのにぃ。溶解って業者がそのまんまやってくれるんですよねぇ」(U君)
「うん。選別しなくていい」
だが月に1万5千円かかるんだと。私の上役は「矢島食堂」で領収書を切ったくらいのケチで、「自分たちでシュレッダーかけてくれないかなぁ」なんて言ってた。
だが私がこういう作業をすると、1時間の単価を2500円として20000円/1日ですよ。裁断作業が嫌だというのではなくやはり業者と契約すべきですな。
ここでナワさんのBlogっぽく、業者と契約すべきだ~と思った人はクリックしてくださいね~とやりたいところだが。

処理済~U君が掃除機をかける.jpgU君が床を電気掃除機で掃除しているところ。
「細かいのがたぁくさん落ちてますよぉ~」(U君)
「・・・」
「ちょっと〇〇さぁん(俺のこと)、〇〇さんが歩いた後ってぇ、ゴミがチラホラ落ちてるんですけどぉ」(U君)
「・・・?」
「ズボンの裾にくっついていませんかぁ」(U君)
ホントだ。裾やサンダルの裏にトビツキみたいにくっついている。袋に移し替える時に散ったらしい。
俺が歩いた後は足跡のように点々と裁断チップが続いている。WCまで続いている。
「熊が花粉や花の種を蒔いて歩いてるみたいですね。ウヒャヒャヒャ」(U君)
何を笑ってやがる。
処理済~O美人と雪子.jpgこの写真は右が雪子で左がO美人。
O美人は、ワガママで毒舌の肉子さんが異動前の同僚、相棒だった。
雪子はこの時、「こ、この人が、肉子さんの同僚だった人?」って内心ドキドキだったそうです。
「Oと雪子が同じ席に並んでるゼ」(俺)
「見たいです。写メ送ってくださいっ」(Yoko)
静まった研修会で携帯で写メなんかできるかっ。シャッター音がするだろうがよ。
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