So-net無料ブログ作成

九つ井の謎 [隠れ郷土史]

九つ井の門1.jpg各方面のBlogで散見される「九つ井」。。。

メインは手打ち蕎麦。他にもしゃぶしゃぶ、炭火焼ステーキ、囲炉裏焼。。。

広大な本店、他に横浜店、港南店(来春まで休業中)、大和店、玉川店・・・。まだ冠たる九つまではいっていませんが、陶芸、ガラス工房や、お茶室、絵画や彫刻のギャラリー等を含めたら九つあるかも知れない。




九つ井パンフ1.jpgやはり有名なのは、広大な敷地に離れが点在する本店でしょう。私はここ15年で過去に3回利用しました。3回とも山の離れです。

1回目は会社の金で接待で利用した。

2回と3回目はジャン実家の法事で利用。ジャン妻や、ジャン弟夫婦と酒を飲み、炭火焼ステーキを追加までして平らげベラボウな金額になった。

今年、法事後の会食で利用としたら、「アンタたちがあそこへ行くと高くつくのよねぇ」(ジャン母)とボヤく。
「追加分、肉は俺らが出すからさ」って強引に説得した4回目は今年の3月13日に予定していたのだが。。。
そう、震災のすぐ後ですよ。さすがにこの日はキャンセルになってしまった。
九つ井パンフ2.jpg
「九つ井」さんには悪いが、正直、蕎麦だけだとボリュームがないのね。天ぷらと盛りそばで確か2000円をちょっと切るお値段でしょう。

それと前述の会食だとコースの最後に蕎麦が出てくるので、その頃にはもうある程度はお腹が足りてきて、当然私らは酔っ払ってるんですよ。酔っ払って蕎麦を食うなんてのは本当なら論外で。蕎麦の香、感想なんて覚えてないに決まってら。

近江牛の炭火焼ステーキがメチャ美味いですよ。高いけどね。




この大看板はメイン通りのあちこちにありますよね。     店はまだ開店前です。作務衣を着たスタッフが掃いていた。
九つ井大看板.jpg開店前の九つ井.jpg
裏どおりというか、左手の本館から右手の山上、離れへ通じる橋が見えますか。跨ぐこの道は公道か私道かわからないが、よく許可が下りたものです。
水車は何処かの民家から移築したのかな。
インクラインがあります。離れは山上にあるので、酒や料理をこれで搬送します。一度、乗ってみたいですね。
九つ井~離れへ渡る橋.jpg水車と離れへ渡る橋.jpgインクライン.jpg
ええっと、今回は、「九つ井」のグルメレポではありません。4回目が実現していたらそうしたけど。

「九つ井」のいわれは地元では有名ですが、株式会社九つ井の会社概要から抜粋します。
「東国における有力な戦国大名、小田原の北條氏が相模国を平定し武蔵まで進出するようになりますと、鎌倉山に連らなる戸塚一帯の山なみは戦略要地としての重要な拠点となり、戦略要害として玉縄城を築城いたしました。・・・」
玉縄城は大船フラワーセンター近くの山上です。清泉女学院のあるところ。
・・・続きます・・・「・・・丁度その頃、この玉縄城に相対して、ここ田谷の山上に平戸御前という豪族が居を構えていたのです。しかしこのあたりは高台のため飲料水に事欠き、麓一帯に湧き出る泉が館の大切な飲料となり、泉には水番人を置き管理したのだそうです。この沢山の泉にちなんでいつからとはなしに、このあたりを九つ井(ここのついど)と呼ぶようになったということです。」

田谷バス停.jpg田谷の田んぼ.jpg九つ井は田谷という町にあります。名前からして田んぼ、谷、湧き水が豊富そうですね。実際、豊富な地です。





知る人ぞ知る「九つ井」のイワレですが。。。
これには秘められた部分、隠された箇所、謎がある。

平戸御前って何者なのか?
今回の最大の謎がこれです。
この平戸御前様とやらが居を構えていたという伝説は私も知っています。だが、そんな豪族、平戸氏というのは九州の松浦党でしょう。この辺りにいたとは思えないのだが。

玉縄城に相対してとはどういうことなのか。
近すぎるんです。“相対して”というのは敵対していたのだろうか。

「九つ井」のある田谷町の隣に長尾台という地がある。
越後長尾氏(景虎・・・のちの謙信)も、遡ればここ長尾台が発祥地という。ここに長尾館や長尾砦というのがあって、平戸御前がいたと伝わるこの辺りの高台と、長尾氏関連の高台は地続きになっているようなんです。
長尾砦は玉縄城の支城です。防衛ライン、外郭といっていい。
殆ど同じ地区に2つも3つも別の館、砦があるものだろうか。
平戸御前様の館と長尾館、砦は同じではないのだろうか。

「九つ井」とは泉の湧き出るこの辺りをという地名なのか。
私は名前の通り、井戸は九つあったと聞いています。
泉に水番人を置いたと謳っています。泉=井戸といってもいいけど、実際は井戸そのもの番人ではないのか。

現在の株式会社九つ井(ココノツイド)は誰から名称を譲り受けたのだろうか。
昭和40年代の九つ井古写真.jpgここで古いモノクロ写真をご紹介。
このモノクロ写真は昭和40年代に私が撮影したものですが、当時私は小学生でした。当然はまだ、お蕎麦屋さんの「九つ井」がなかった時代です。

実はこの写真に写っているのは、九つあったと伝わる井戸で、一つだけ残ったホンモノの「九つ井」です。井戸そのものです。
この井戸は現在でも残っているのだろうか。
コメント(0) 

玉乃光酒蔵(東京駅八重洲地下)の霙(ミゾレ)酒 [居酒屋]

この店は東京駅南口、八重洲地下街にある。京都伏見の銘醸蔵「玉乃光酒造」の直営店です。
何故、この店に行ったかというと、http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07-2でUpした研修(雪子やO美人が選ばれて、肉子が選ばれなかった研修)がさる日曜に開催された。私もオブザーバーで出席したのだが、研修会終了後、女性の中堅社員と一献傾けようと事前に予約しといたの。そういうのはマメなのだ私。あっ、2人っきりじゃないですよ。ジャン妻と3人で。
日曜も営業していて、そこそこ恥ずかしくない店かな~と思い、ここを選んだ。
店の外構え.jpg入口.jpg
処理済~店内1.jpg店内2.jpg
この店には「霙(ミゾレ)酒」という不思議な酒がある。
このミゾレ酒を私は前に西武池袋線の某駅南口の酒場で偶然発見して飲み過ぎたのだが、その後、この酒に何処でも出遭えず探していたら、何と東京駅地下にあるじゃんという次第。
「ミゾレ酒」は、純米吟醸玉乃光を特殊な冷蔵庫で徐々に冷して、最終的にはマイナス15℃まで下げると、過冷却現象というよくワカラン現象で凍らなくなるんだと。
生3杯飲んだ後で、いよいよ「ミゾレ酒」をオーダー。ミゾレ酒と再会しました。
これがミゾレ酒.jpg搾り出す.jpg
紙パックなのは若干興を削ぐが、スタッフがデカンタに勢いよく一気に「ドボドボドボ」って注ぐと急速にミゾレ状態、シャーベット状態になる。紙パックだけに指でグシャッって押し潰して注ぎ込んでましたね。スタッフの表情が「ビックリしたでしょ~」みたいに楽しそう。
最初に注いでくれたのは外国の人でしたが注ぎ方は上手でしたよ。
知っててわざと訊いてやった。「これって、カキ氷喰うみてぇに、スプーンですくうんか?」
バカかと思われたかも知れませんね。「いえ、そのまま・・・」
確か300mlパックで950円だったかな。奇をてらったようだがなかなか美味い。でも後味がスッキリで何杯でもいけてしまうのでヒジョーにヤバいです。3杯飲みました。900mlですね。飲めちゃうんですよホント。ヤバい酒です。
白魚の揚げ物.jpgイカ沖漬け.jpgポテサラとダシ巻き卵.jpg
料理は・・・まぁ普通かな。白魚の唐揚げ、沖漬けが美味かったな。安くはないけど高くもないですね。
この店はあくまで酒、玉乃光が主役で、料理は脇役ですね。
日本酒を凍らせるなんて邪道だなんて仰らないで一度、お試しあれ。
コメント(6) 

「さらの木」の近所で。。。 [コラム・雑記帳]

処理済~セミナーハウス.jpg「さらの木」を出て右折すると伊豆急行の踏切を渡って国道135号線に出るが、左折して別荘地を走って帰った途中、この写真の建物を見た時、ちょっとだけ驚いた。ジャン父(故人)の大学なんです。

ジャン母は今でも「うちのおとーさんの大学が一番優秀なのよ」と言って譲らないが、私の中では社内でここの出身者を見てると「そーかなー?」
伝説がちょっとだけ崩れつつもある。(あっ、ウチの社に限ってですよ)

昨年、カテゴリ人間ドラマに登場したモノクローム美人、K君がここの出身だった。
目鼻立ちはいいが、声が小さくて、服がいっつも寒色系の地味な子。
K君のいる支店に電話したんですよ。
「地見なねーちゃんはいるか?」
「誰ですか?」
「K君だよっ」
「アタシですけど・・・」
「ゲッ!!」
「いいですぅ。スミマセンね地味でぇ・・・」
じと~っとした声で言われた。今でも思い出すと笑ってしまう。俺は全然、反省していない。

未だ登場していないが“パンダ”という目がクリクリの中堅社員がここ出身。
そのパンダにここの施設のことを訊いてみた。
「保養所なんてあったんですね。もしかしたら部活の合宿とかで使う施設かも知れません」
あったんですねってOBなのに知らないらしい。
そーだろーな。パンダは箱入り娘なんです。
箱入りというかパンダの檻入り。もう中堅社員だが、未だ帰宅時間に門限がある箱(檻)入りパンダ娘。
パンダに用事あって支店に電話する時は・・・
「パンダいるか?」
「ハイちょっとお待ちください」
これが数年間続いたらいつの間にかパンダ本人に伝わった。誰かが告げ口しやがった。最近はパンダ本人も開き直り、上野動物園にパンダが贈呈された時は「見にきてくださいね~」ってメール来たからいいや。

セミナーハウスというからには学生さんの研修施設なんでしょうな。ゼミ室があって和室2部屋、洋室4部屋ったって2段ベッドだって。
風呂は温泉です。八幡野温泉ですね。「さらの木」と同じくどっからか引いてるんでしょう。
利用者は学生、卒業生、職員、その家族のみのようです。この大学の学生サポートに申し込む。ゼミかクラブの合宿所でしょうな。恋が芽生えるか、絆が深まるかはワカラン。
朝のさらの木6.jpg時代が時代なのでジャン父はこのセミナーハウスは利用しなかったと思う。伊豆高原にはもう一つ、ジャン父が勤務していた某製薬会社の保養所がある。そこは私もガキの頃に泊まった。

そして近年、私はここ、「さらの木」を知ることになる。
ジャン父や社の子分どもの導き、目に見えない力も多少はあるのかも知れない。
コメント(0) 

「さらの木」の残影~流れていたBGM [MUSIC]

偶然かも知れないが、昨年と今年、「さらの木」で流れていたBGMは同じだった。ボサノバです。
「さらの木」で流れているBGMは、マダムが選曲したボサノバとJAZZのコラボというかオムニバス版。マダムは「リミックス」と仰っていたが、厳密にはリミックスというのはその曲の新バージョン、新録音のこと。なのでオムニバス盤ですね。
誰が謳ってるのか。甘ったるい酔っ払ったような歌い方で、「Calling you」と「I just called to say Ilove you」がアタマに粘着して離れず、マダムに曲名とCD番号をお伺いしてアマゾンで購入してしまった。
BOSSA VOYAGE(ボッサ・ヴォヤージEXⅡ-movie's edition)
COMPACT JAZZ ASTRUD GILBERTO
の2枚です。
さらのBGMCD.jpg
「Calling you」は「Bagdad Cafe」っていう映画の主題歌。私はどんな映画か知らないです。「私の大好きな映画です。不思議な映画ですが。」(マダム)
マダムが言うからにはよほど不思議な映画なのでしょうか。
特にこの2曲。流すと「さらの木」の廊下、階段、食堂、マダムの笑顔が脳裏に浮かびます。
朝のさらの木5.jpg朝のさらの木1.jpg
ステーキ拡大.jpgこのCDを質問メールした時、マダムの返信にこうあった。
「じゃんきー様のペンネーム?これは由来などお聞きしてもよろしいのでしょうか?
ビーフジャーキーではないですよね??お肉好きだから。。。

マジで言ってんのかな。(^^;

ペンネームはまだしも。ジャンキー(Junky:薬物中毒)と、ジャーキー(Jerky:干し肉)じゃぁ、全ん然っ意味が違うじゃんかよな~。(^^;
(HN:ジャンキーとは、会津湯野上某宿と、甲斐南部某宿の中毒患者のこと)
コメント(6) 

横浜SOGO 山形牛の「すみれ」 [グルメ]

処理済~そごう2.jpgそごう.jpg
人混みが嫌いな私はスーツでもオーダーしない限り滅多にデパートなんか行かない。
横濱SOGOも行かない。古い横浜人には高島屋が絶対な存在なのです。
その横浜SOGO10階に「ダイニングパーク横浜」という食祭空間があって、その一角に山形牛の「すみれ」という店があるのを知った。
「すみれ」?はて?同じ山形県、米沢の「時の宿」と同じ名前だが。
ここは山形牛と天元豚がウリ。この日は平日のランチなのだが、横浜SOGOは駅東口、食事街に上がるのって結構時間がかかる。横浜駅改札から雑踏を歩いて、エスカレーターで10階にたどり着くまで10分。そこで「すみれ」を探すのに5分ほど迷った。確か難波でヒロ兄ぃと喰った「千房」もあるはずなのだが。。。
すみれは何処だ?.jpgすみれは何処だ?2.jpg
すみれ発見.jpg確かにすみれだが。。。.jpg
「いらっしゃいませ」
「温かいお茶と冷たいお冷とご用意できますが」
なかなかの接客ですが。店内はファミレスとそう変わらないなぁ。BOX席なんか特にそう。ゆったりって感じはしないです。
お品書きを見ると、ステーキはない。しゃぶしゃぶとすき焼き。天元豚のヒレカツとかもあるけど、お世辞にも品数多いって感じじゃない。
ランチ.jpgランチ2.jpg
数量限定の、「特選山形牛すき焼き重ランチ」1580円です。
さすが山形牛といった値段でしょうか。1580円だと先日載せた洋食屋ランチと同程度の価格ですね。
すき焼き重.jpg蓋を開けると.jpg
味はね。薄味です。上品なんですよ。ボリューム感はないですね。

厨房から責任者っぽい女性がヌッと現れた。これがデカい女で、フロアの女性スタッフ2名よりアタマひとつ飛びぬけてる。

会計時に「米沢にすみれって宿があるけど、そことは関係ないの?」
「ハイ。関係ございません」
「よく訊かれるかい?」
「ハイ」
夜も行くか?う~ム。行かないかな。しゃぶしゃぶって結局、それしか食べないじゃないですか。牛肉って高けりゃ高いほどいい部位なんだろうしね。
もうちょっと内装が大人だったらと思わないでもない。夏に改装したらしいが前はどうだったんだろう。
カウンターもないし、一人で飲み食いするのにはちょっと。接待にも向いてないような。ここはあくまでデパートの食堂の一角です。買い物の後の食事にって路線なんでしょうね。家族連れとか。初老のご夫婦とか。
店内1.jpg店内2.jpg
すみれのあやこさんはこう仰っていた。
「横浜そごうさんのすみれの件ですが、以前横浜に住む友達にも聞かれたことを思い出しました。残念ながら、関係のない店舗です。いつか機会がありましたら伺ってみたいと思います」
すみれのあやこさん、わざわざ行くほどのことはないと思います。他にも黒い衣装のことで質問があったのだが、その回答の後にこうあった。
でかい@すみれのあやこより
で、でかい@?
誰がそんなことを言ったんだ?(俺だな)
こりゃぁ傷つけたかなぁ。(^^;
すみれパンフ1.jpgすみれパンフ2.jpg
コメント(0) 

船山温泉99の謎 77.スタッフが装着しているインカムとは? [船山温泉]

インカム.jpg船山のスタッフはインカムをセットしている。インカム=インターカム=ヘッドセットのこと。
「あのインカムはディズニーランドからの発想です」
ディズニーランドもそうだが、コンサートホールやドーム、スタジアムで開催されるイベントのスタッフがセットしているヤツ。ヘッドフォンとマイクが一つになっている通信機器で受話器は持たず、騒音の中でもクリアな通信が可能。
洋画で容疑者の張り込みシーン、ボディガード、狙撃手が装着しているものよく見られます。

あれってどうやって固定するのか。俺みたいなアタマでも滑り落ちたりしないのだろうか。

部屋に内線Telはあるけど、「内線Telって案外難しいんです。嫌がるお客さんもいるし」
宿泊客のくるまが船山橋を渡ってピンポンが鳴ると、「お客さまです」この情報は掃除部も含めてスタッフ全員に届くんです。掃除部も含めて全員が聞ける。
船山は13時チェックインで11時チェックアウトなので、客室の掃除はギリギリだと2時間しかない。正直なところ、13時に宿入りしても、全部の清掃は終わっていない時がある。「何時頃お出になりますか?」って訊かれるのも止むをえない部分がある。でも駐車場→館内チェックインの時、掃除部は隠れるそうです。裏方ですからね。
この「誰々さんチェックインしました」も含めて、館内の情報がインカムによりスタッフに共有される。
ここでまたスタッフの動きの“最適化”(また出てきましたね)に繋がる。

船山を知って間もない頃、私の荷物を持ったスタッフが傍らを歩いてたら、突然、誰に話しかけてるのかブツブツ喋りだした。
「あん?俺に話しかけてんのか?」と思ったら指示を出していた。「何をブツブツ独り言を言ってんだ?」って思ったけどね。

食事処にある壁掛けの内線電話で注文したり、料理を運んで来た際にスタッフに直接伝えると、室の外に出てからインカムで伝えている。「〇〇様、笹一の熱燗、二合お願いします」
私が不思議なのは、インカムで「熱燗二合」って伝えたとして、厨房は即座に反応するだろうけど、じゃぁ誰が熱燗を持って来るのか。
その場にいた人か。
全員でインカムで聞いちゃったら全員がバッティングしたりしないか。
その逆も然り。聞いたその時、たまたま自分は別の接客にとらわれてて・・・
「〇〇さんがまた熱燗?よっく飲むわねぇ。〇〇さんは「笹一」の温度加減に細かいんだよなぁ。アタシゃそれどころじゃないわよ誰かやってよ」みたいになんないのかなぁ。
実際そんなのが顔に出たら武井さんがクラわすだろうけど。

個室処、「やつで」「やまぶき」からだと厨房からのスタッフの動きが丸見えでオモシロくてしょーがないんだけど、引退した“ヤマビル絶叫Cさん”が武井さんに「早く持って行け!!」って怒られて、短距離走者みたいに走って熱燗を持って来たことがあった。
「館長に叱られてなかった?」
「ハイ。早く持って行けって怒られましたぁ」(Cさん)
こういうのもインカムで伝わっちゃうのかな。そうではなく多分、マイクはOffにしていると思う。
だってインカムを常にONしっ放しだと気が休まらないだろ。下手したらちょっとした私語も伝わっちゃうぞ。うっかり仕事の愚痴とか言ったら大変だ~。

以下は余談だが、ミュージシャンのLiveでもインカムを装着している。
バックにシーケンサーの打ち込み、リズム音や電子パーカッション、ストリングス音とかが流れていて、それをヘッドホンで聴きながら自分の担当をPlayする。
インカムのマイクはボーカルマイク。ソロボーカルでもバックコーラスでもPAに繋がる。
古いタイプのマイクだと、定位置にセッティングされていて、自分のコーラスパートでマイクに顔を持っていかなきゃなんないが、ドラマーやパーカッション、キーボードのように複数の器材を叩いたり弾いたりするアーチストは全身を前後左右に移動したりする。インカムのマイクなら自分がどの位置にいてもコーラスが可能。
JAYWALKインカム使用例.jpgJAYWALKがインカムを使っていた。キーボードの杉田氏にはスタンディングマイクロホンが立っているが、ベースの中内氏にはマイクがセッティングされていなかった。インカムで唄いながら走り回っていた。
コメント(0) 

船山温泉99の謎 76.船山橋を渡ると鳴るセンサ音の正体? [船山温泉]

迎えの準備、待機中のTさん.jpgロビーでベテランスタッフのTさんが睨みを効かせている・・・のではなく、もうすぐMさんの運転する送迎ワゴン車が内船駅から戻ってくる頃合なのです。
送迎ワゴンや宿泊客のくるまが紅い船山橋を渡ると、館内エントランスに、ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピンポン♪というセンサ音が鳴るでしょう。
あまり風情のある音とはお世辞にもいえないが。このシステムセンサが鳴ると、館内スタッフが駐車場に迎えに出て行きます。一瞬だけ緊張が走る。



このピンポンシステムの名称は不明ですが、DELCATECという防犯機器メーカーのものです。
DELCATECはセンサアラーム、センサーライト、防犯カメラ、ステッカー、インターホンやチャイム、そして無線のワイヤレスシステム等を手広く扱っている。
購入設置費用は10万円近いとか。
正直、無粋で何の興もない音で、メロディーでも何でもないのだが、音のバリエーションは3種類あるそうです。

このセンサは平成13年頃に取り付けられた。
何処で購入したのかというと、DELCATECメーカーへの直接注文ではなく、ホームセンター「CAINZ HOME」で購入したそうです。
「CAINZ HOME」は山梨県内に3店舗あるが、おそらく甲府昭和町店か、南アルプス市にある甲西(コウサイ)店で購入されたかと思う。釜無川と笛吹川合流地点近くですね。
くるまでなく、人が歩いても鳴るのだろうか?
「鳴りますよ」
じゃぁ俺があの橋辺りをウロついてたら鳴るのだろうか。
「音が鳴って外へ出てみたら獣がいたなんてことある?」
「猫、犬はありますが、獣はないですね」
船山橋のジャン妻.jpg船山橋.jpg
一体何で感知するのだろうかがわからない。ヤマビルみたいに二酸化炭素や体熱ってこたぁあるまい。DELCATECのカタログ見たらわかるかも。悪天候や豪雨でも反応するようです。24時間付けっぱなしだが、一度いつだったか壊れて鳴らない時があった。電池が切れてたのかも。
船山のオリジナルシステムではなく、おそらくは他の同業者で、宿の敷地入口から駐車場、フロントまでの動線が長い宿には、これと全く同じでなくとも類似したものがあるようです。

インカム.jpg館内フロントでこのピンポンセンサが鳴ると、スタッフの誰かが一人、駐車場に迎えに行くのだが、迎えに行く時にTさんやMさんが「お客様ご到着です」みたいな指示をしている。
「ホラお客さんだよぉ」みたいな野暮ったい命令口調ではなく、頭に固定して耳にイヤホン、口にマイクがある機器にブツクサ話している。独り言を言ってるようにも見える。
これはインカム(インターカム)です。
コメント(0) 

船山温泉99の謎 75.船山の給湯口は何故2本ある? [船山温泉]

二人静.jpg二人静から見た風景.jpg
朝陽の渓流露天.jpg朝陽の渓流の湯.jpg
最近まで被災地東北の復興事業に携わっておられた癒しの宿ハンターりんく氏「癒しの温泉 なごみの宿を探せ」http://blogs.yahoo.co.jp/demio_for_lifeから以前、こんな質問、調査依頼を託されたことがある。
「近々船山温泉に行かれるんですよね?武井館主に湯口から注がれる湯って2本の管がありますが、①湯温の違う源泉をそれぞれの管から投入しているのか、②一方は源泉そのもの、もう一方は循環した湯を混合して投入しているのか、聞いてきてもらえないでしょうか?」
というものであった。
さすがりんく氏は鋭い。俺は言われるまで気付かなかった。
硫黄臭が苦手な私は、温泉とか湯への探究心は希薄。温度とか成分とかはあまり興味がない。各方面のコアな温泉ファンにはとうてい及ばない。
二人静の給湯口2.jpg二人静の給湯口1.jpg
なるほど確かに給湯口が並列に2本ある。うち1本は出たり出なかったりする。
簡単に言うと。もうお解りでしょうが。
「一本は循環用、もう一本は源泉補給用です」
なので②ですね。
二つの口から流れる.jpg夜の渓流の湯.jpg
源泉補給用から出るのは、湯船の水位が下がった際、源泉がボイラーを通り補給されるもの。
だが船山館の補給用ボイラーの性能では、源泉の温度15.7度(17.5℃だと思ってた)を一気に40度近辺までは上げられず、多少、温めの湯が補給される。
そうなると湯船の温度は下がるので、ここで循環用ボイラーが働き温度を調整します。
循環用のパイプにも常に15.7度の源泉を足していて、常時、ボイラーが作動していることになる。
燃費は悪いそうです。原油価格の高騰は痛い。

震災後1週間の船山宿泊で、計画停電後の一夜明けたらボイラーか給湯システムのヒューズがトンじゃって、「渓流の湯」の内湯への給湯がダウンし、ぬるいプールになっちゃってた。すぐ業者を呼んでましたね。

りんく氏は最近、「給湯口は循環した湯と加温した源泉を2つの管で分けて注いでいるものと推測されますが、あれって一つの湯口(出口)で混合させない方がいいのになぁ~っ」って仰ってた。
何処かの鉱泉のように冷たいかぶり湯でもいいと。「船山の生源泉100%しぼりエクストラコールドを是非体感してみたいと思う温泉ファンはワタクシだけではきっとないでしょう」
エクストラコールド?
私は冷たい水みたいな源泉に入りたいとは思わないけどな。前に「橋倉鉱泉」で冷たい源泉に浸かったけど何かの苦行みたいだった。でも好きな人は好きなんだろうな。
船山の湯を、暑い夏でも寒い冬でも適温に加温調整されていて気持ちがいいと思うか、あくまで源泉賭け流しに拘るか。これは諸氏諸兄のお好みにゆだねます。
源泉部.jpgここで一つ。99の謎ではないが、
「何故、船山史家は硫黄嫌いなのに船山にハマっているのか?」
前述のように船山の源泉は低い。湧き出す量は毎分10Lだからそれほど多ない。
だからかどうかはわからないが、硫黄の成分は弱めだと思う。微かに感じる程度。船山が硫黄ガンガンの100%かけ流しだったら俺はここまでハマらなかったと思うな。
コメント(6) 

安房峠の向こう、目指すは飛騨牛。。。 [温泉]

「こちら、飛騨の福地温泉“隠庵ひだ路”でございます。今、お時間、お話ヨロシイでしょうか?」
「いいよ」
「この度はご予約いただきありがとうございます。じつは追加でご予約いただいた“飛騨牛のお刺身”なんですが、ちょっと世間で牛肉の問題等いろいろございまして今は自粛しております。なのでお出しできないんですが・・・」
「平気だよそんなの。大丈夫だよ。だってまだ当日まで〇ヶ月あるじゃんか」
「申し訳ございません。お刺身の代わりというか、表面を焼いたタタキでしたら通常のコースに入っておりますので、そちらを追加されますか?」
そんなん意味ねー。俺は食い下がった。
「タタキって表面をあぶっただけで中は刺身と変わんねぇじゃん。それとも何か事件でもあったんか?」
「いや、決してそういうわけではないのですが、今回は申し訳ございませんです」
「・・・(渋々)・・・わかった。今回は宿の言うとおりにするワ。まだ当日まで日があるから、何か情況が変わったら(出せそうだったら)連絡ください」
「・・・ハイ・・・(困惑した感じだった)・・・何か別のものを追加になさいますか?」
「いや、通常のコースでいいよ」
「かしこまりました」
「俺は沢渡(サワンド)までは2回行ったことあるんだけど、そっから宿まではアワ(安房)トンネルってどれくらいかかるん?」
「沢渡からアボウ(安房)トンネルですと24分程度です」
「30分弱か?わかった。その時期、雪は降るんかな?」
「いえ、例年でその頃ですとまだ大丈夫かと思います。お待ち申し上げております」

安房トンネルを、アワではなく、アボウと呼ぶのは今回初めて知った。長年アワだと思ってた。それくらい私はこの方面に疎い。
安房峠は遠い.jpg
ジャン妻は中央高速が嫌い。俺は中央高速までの16号が大嫌い。横浜からだと相模湖ICに入るまでが莫大な距離なんです。帰りも渋滞する。ウンザリ。だから今まで食指が沸かなかったの。
それでも沢渡へ2回行った。その時は東名で御殿場で降り、138号を走って、東富士五湖道路から中央道に入るという迂遠なことをしたが、138号も渋滞するし、高速料金が無駄なのがわかった。
中央道は遠い.jpg
ジャン妻との20周年記念宿泊を、米沢牛にするか飛騨牛にするか。結果、軍配は米沢牛に挙がったのだが、飛騨も候補地だったのよ。
それと前にマニフェストじゃないけど、「船山温泉99の謎が99到達したら安房峠を越える」って宣言したことがある。
現時点で謎74までUp、原稿は謎79まで完成していて、謎80プラス5つか6つのネタが挙がっています。Blog開設1周年の9月後半までに99まで到達したかったんだけど震災でスタートが遅れたのね。私は9月に船山に行きますが、謎80~90にかけてのネタは、その9月の船山とは別途、現地取材がどうしても必要なのだが、9月はまだ熊やヤマビルの時期なので別途取材は晩秋から来年早春にかけてになりそう。そうなるとBlog1周年には99到達しないのがわかった。

7月にジャン妻が「今のままだと会社を辞めることを考えてる」ってまた言い出した。前にもあった。
私の上役が必死で説得した。ジャン妻の要望を叶えられない社の裏事情の説明等で一旦保留になっているのだが、いきなり辞めるのではなく業務の引継ぎに半年かな~?なんて言ってた。
私は今の生活水準を下げたくはないので、
「辞めるなら次を決めてから辞めろよ」
「俺が喰わせてやるって言えないの?」
みたいな遣り取りがあった。ジャン妻に専業主婦なんかできっこないとタカをくくっている俺だがトシもトシだぜ。そう簡単に転職なんか上手くいくかよこのご時勢に。
「ヤバい。下手すると半年後には収入が減る。行くなら今いかないと[あせあせ(飛び散る汗)]」って思ったの。11月の飛騨は雪が降るし、その前に行かないと。
飛騨牛2.jpgそんなこんなで10月、ついに安房峠を越えます。その先にあるのは飛騨牛なのだが、冒頭のようにちょっと出鼻を挫かれた感もある。
行く直前に「どう?刺身出せそうか?」って電話入れますけどね。

(資料写真提供:遠霞氏)

今日は午後、半休です。後でレスしますね。
コメント(16) 

船山温泉99の謎 74.船山の吸血動物 [船山温泉]

絶叫された角度.jpg数年前、駐車場裏の山を散歩がてら登ってみようとしたら、四代目武井春美翁が降りて来られて「もっと奥へ行ってごらん」と仰せになるので登ってみたら、麓の駐車場から若い女性の絶叫がする。
「ヤマビルが出ましたぁぁぁっ。あまり遠くへ行かれない方がぁぁぁぁっ」
デケぇ口あけて叫んでるのは誰だ?
昨年9月に寿退職されたスタッフOBでCさんという女性です。

(ちょっと多忙で返コメが遅れてますが、ヒロさん正解です。)


船山の天敵の一つはヤマビルです。
山々に囲まれているので虫の被害は稀にあるのだが、客室や館内には殺虫剤が置いてある。
他にも「ムカデが館内に入ってこないよう粉末の薬を撒いたり、館内にアースノーマットを使用したりと、山の中の旅館ですからそれなりに虫はいますので。なるべく最善の対策は行っておりますが・・・」
私は船山で虫の被害に遭ったことはない。誰かみたいにアブに2回も3回も刺されたなんてこたぁ聞いたことない。
だが船山ではヤマヒルの被害が一番多い。
「草むらに入らないように」という張り紙を玄関前に出しても被害が絶えないという。
「ヤマヒルの対策は草むらにお客様が入らないことだけなんですよ。それ以外にないです」

船山館の裏山に熊の足跡が発見された翌2010年6月にその現場を見に行った際、武井さんも私も長靴を着用した。長靴を履くほどぬかるんだ場所か、遠いのかなと思ったらすぐ裏手だったんだけど、この長靴はヤマビル対策だったんです。
熊&ヤマビル現場1.jpg熊&ヤマビル現場2.jpg
熊の足跡が出た辺りで、武井さんが棒っきれで葉をひっくり返すと・・・いましたヤマビルが。
この写真だと小さくてよくわからないが、体温に反応してキョロキョロしていました。
ヤマビルがでましたっ.jpgヤマビルは陸に棲む吸血性のヒル。森林に生息し、湿度の高い場所に多い。
気持ち悪い生物ですね。日本人の嫌うヌメッとした外見で嫌悪感が強い。
噛まれても麻酔成分が含まれているので気づいたら血を吸われている。傷口がやや大きく、なかなか止血しないし傷の治りも早くない。
幸い寄生虫や病原体の影響はないようです。
通常は25~40mmもあるかどうか。伸び縮みするし吸血すると2倍くらいまで伸びる。
吸盤が前端と後端にあり、シャクトリムシみたいに移動する。晴天時には地上の落葉の下でじっとしていて、人間や動物が接近すると二酸化酸素や熱を感知して襲ってくる。狙うはシカ、イノシシ、クマ、エテ公、タヌキ、といった船山周辺にもいる野獣たちと人間。高血圧の動物が吸い易いんだと。
あーきしょくわりぃーっ!!
想像すると気色悪いが人間の衣服や靴の中に入り込むこともある。なので長靴が必用なのです。
武井翁は山仕事をされる時は夏でも作業服で完全防備だが、それは安全面とヤマビル対策でもある。

ヤマビルは乾燥に弱く、冬は何をしているのか知らないが活動しない。梅雨や秋雨の頃が活発。
Cさんの絶叫のおかげで私は今日までヤマビルの被害にはあっていない。私が船山周辺を一人で散策するのはもっぱら晩秋から冬にかけてです。散策も結構だが、梅雨時~晩夏にかけては草むらに入らない方がいいですよ。

天敵はもう一つある。
花粉です!!
私の業界は3月は忙しいのでこれまで宿泊しなかったが、3月の震災後は凄かった。裏の大森山から花粉が飛んでるのがうっすら見えたような。
山ん中だからしょうがない。南部町の総面積の87%が山林原野。スギ、ヒノキの植林地が多いわけで。(杉や桧は動物の餌となる実が生らない。だから人里に降りてくる)
蛍が飛ぶ山.jpg御殿山の山林.jpg
船山には裏方に男性スタッフがいて普段は表に出てこないのだが、その彼が白い上下にメガネとデカい花粉マスクして駐車場を闊歩していた。何だか怪しげな研究員みたいだった。
「彼は花粉症なんです」地元の方だけに辛いだろうと思う。
花粉症は現代病なので、失礼ながら熟年チームのTさんやMさんがマスクしてるのって見たことがないけど。武井さんが花粉症かどうかは知らない。髭を生やしてるのは花粉ブロックかも知れない。
でもまぁ館内にいれば大丈夫ですよ。
コメント(6)