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某居酒屋 頑張るギャルたち [居酒屋]

処理済~某居酒屋.jpg敢えてボカします。
駅前大通りにあるからご存じの方も多いでしょう。
私の好みの店じゃないです。一人客向きの店ではなくグループ向け。軽いノリで社内4人の男性で行った。
店の名称からして男っぽい硬派の店かと思ってたら、スタッフは黒いTシャツを来たギャルばっかりだった。
「お客様おみえで~す[わーい(嬉しい顔)]
明るく元気のいい接客。ウルサいくらいです。
板の間座敷と掘り炬燵席とある。炬燵席が用意されるまで若干、待ったのだが、その待つ間に、他のテーブル席を見ながら、「こりゃ滞る店だな」というのがわかった。
掘り炬燵席に移動した。生ジョッキが4人分、「お待たせしましたぁ[わーい(嬉しい顔)]」の声とともに届いた。では4人で「お疲れ様でした」の乾杯。そしたら生を運んで来た女の子が「お客様乾杯でぇ~す!![わーい(嬉しい顔)]」の掛け声とともに、店の女の子全員が「お疲れ様でぇ~す[わーい(嬉しい顔)]」の合唱が響いた。

店内混雑と、忙しそうなので、すぐさま料理のオーダーにとりかかる。
「モツ鍋この人数だったらどれくらいがいい?」
4人です。でもお店の女の子は、「2人前ぐらいがちょうどよいかなと思いまぁ~す[わーい(嬉しい顔)]
この時は懇切丁寧で遠慮深いなと思ったのだがこれはマチガイ。鍋だけで腹ぁ膨らまさせるには惜しい客だと思ったに違いない。鍋は2人前にして、他のお料理もどうぞという作戦だなって見抜いたのは私だけだった。
ストライクゾーンが高めの私と違って、他の3人は若いギャルには甘い。大甘。鼻の下伸ばしてやがる。

「鍋は2人前、それと鳥てん、何とかサラダ、めんたいダシ巻き玉子・・・」
熊本直送の「馬刺」を頼んだのは私。
「馬刺は霜降りと赤身とございますがぁ[わーい(嬉しい顔)]
「両方!!」(私)
「以上でよろしいですかぁ[わーい(嬉しい顔)]
「それと大ジョッキ4つ!!」(これも私)
まだ誰も1杯めを飲みほしてないし他の3人が次の生を欲するかも確認してないのに俺は独断専行してオーダーした。滞ってちゃんと厨房に届かない危険を察知したからです。
案の定、幾つか「???」があって、熱燗が先に来てハイボールが遅れたり、鍋の最後、チャンポンや雑炊の後にめんたいだし巻き玉子が来たりのチグハグさはあったが、威勢のいい美形のギャルだから「まっ、いいかぁ~」って許しちゃってるようないい加減さ。

この店、色気で売る店ではないが、メニューん中に女性スタッフの紹介や写メ、連絡先交換?みたいな頁もあったので、私はキャバ系に近い接客路線かと思ったよ。
前に載せて、アクセス数が現在でも異様に突出してる塚田農場みたいだった。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-03-21-1
私みたいなヤボが普段、利用する店じゃないです。だがこの店の名誉の為に書くと、モツ鍋はなかなか美味しいスープだったし、足りないスープは追加してくれたし、鶏てん(唐揚げ?天ぷら?)、霜降馬刺も美味しかったのだ。
それに私だって木石じゃないし、若いギャルが明るい表情で持って来たら悪い気がしないわけじゃない。
〆のチャンポン、雑炊で腹いっぱいになった。

こういう店に来ると、店ん中が喧噪なのもあって、飲んでて話題に出る内容はくだらないネタになりがち。
野郎4人で私以外の3人はイロモノが大好きで、私は誘われたから仕方なく来たが、ホントは気が進まなかったのです。
意外に思われる方もいるかも知れませんが、私って社の飲み会のお誘いはかからない方なんです。
彼らも私に対して、「アイツは路線が違う」「小さい店を好む」「社内に奥さん(ジャン妻)がいるからあっち系の店にはいかない」「そういう話題も嫌い」という硬い独自路線なのは知られていて、今日だって「食事行きます?」って仕方なく誘われただけ。
まさかついて来るとは思わなかったのではないか。
彼らの話題は、おねーちゃん系、どこそこは〇〇分で幾ら幾らだった、フーゾク、国籍、店で働く女性の値踏み、サービスの内容、そんなくだらない話題しか出なくなった。この店でそういうネタになるってことは、アンタらこの店のギャルスタッフを見て触発されたんかいって思わざるを得ない。
くだらん。
サイテー。
来なきゃよかったよ。俺は浮いていた。知らん顔してた。

じゃぁ何故、この記事をUpするか。
この後が本題。
私はくだらない話題に辟易してそっぽを向いてたんだが、そっぽを向いた視線の先、通路を隔てた向こう側のボックス席で、6~7人ぐらいのサラリ-マン男性客のグループで、一人のおっさんが轟沈して眠ってるのに気付いた。
座ってうなだれてる。首がガクッって落ちてるんです。
ありゃぁ帰れるんかなって思った。お会計のタイミングで目が覚めるでもなく、ずーっと沈んでるんです。
意識がないぞ。ヤバくないか。

ところがそれに気付いたのは私だけ。他の3人はオンナの話題で盛り上がって気付きゃぁしない。
そのうち向こうテーブルが騒然としてきた。コイツ大丈夫か、ヤバイぞってな感じである。
轟沈したオッさんに肩を貸そうにも足元がおぼつかず、ズルズル生きずりだしたら通路に寝ちゃったんです。意識がない。
店のギャルが飛んできた。
おしぼりとバケツが運ばれた。急性アル中らしい。
店のギャルは同行客と話しながら、救急隊員、救急車、店の名前、場所を電話で話している。ここで「おっ!!」と気づいたのは、店のギャルたちは笑顔を維持しているんです。2人か3人いたが、誰も憤懣や嫌悪感を出していない。顔がひきつってもいない。目元も険しくない。全員が笑顔。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
俺らが入ってからずーっとそのまんまの笑顔。。。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
救急隊員からの指示を電話で受けながら、明るい声で復唱してその通りにしていた。
「もうすぐ救急隊員が参ります[わーい(嬉しい顔)]」これも笑顔。
「ご迷惑をかけて・・・」
「いいえ、そんなことないですよぉ[わーい(嬉しい顔)]」これも笑顔。全然、嫌がってるように見えない。

彼女たちの胸中ホンネはどうあれ、不満顔を全く出さず、笑顔で明るく介抱するその子たちに私は感心した。ホレボレしてしまい、この異変が起きるまでは、「騒々しい店だな、若いギャルで客を呼んでんのか」ってやや冷めた目線だったのだが、この光景で彼女たちに見とれてしまったのだ。

ところが恥ずかしいことにこっちの連中、まだ気付かない。
サイレンが近づいてきた。店外に赤いサイレンがくるくる回っててもオンナの話題に夢中です。店ん中に急隊員がドカドカやって来てからようやく異変に気づき、延々続いたくだらない話題が打ち止めになった。
「あれ、何だ?」
呆れ果てた俺は軽く一喝しましたよ。
「さっきからあーなってんじゃん。何で気がつかないのよ」
「いつから?」
「20分くらい前からずーっとだよ。気づけよ」
20分はオーバーかな。実際は10分程度。
救急隊員が2人来て、処置を施して、外へ連れてった。

その後がまた大変。
救急隊員は人命救助だけで店内の掃除まではしない。それはギャルの勤め。明るい表情でせっせと床を拭くギャルたちの美しさ。。。
そのグループもお客なので気を遣ったのか、グループが去ってから初めて、「ご迷惑おかけしました。お騒がせしました。ちょっと臭うかもしれませんので窓をお開けしましたが、お寒くはございませんかぁ」[わーい(嬉しい顔)]
満面の笑顔だった。誰かが「寒い」なんて言ったらくらわしてやろうかと思ったよ。
こっちの連中は酔いが覚めたような顔してる。さっきまでくだらないオンナの話題で盛り上がってたのがウソのようだった。それが潮時で、会計した。

廊下を歩いたら、まだ床を磨いてるギャルたち。
「ありがとうございましたぁっ」[わーい(嬉しい顔)]
「お疲れ・・・」
「いいえぇ~」[わーい(嬉しい顔)]
「エラいな・・・」
[わーい(嬉しい顔)]
労わずにはいられなかった。店の雰囲気は私の好みではないし、おそらく再訪はないと思いますが、この店、ギャルが元気に頑張ってます。
コメント(2) 

コメント 2

ナワ~ルド@峠おやじ

やりますねえ!ギャルスタッフたち。
慣れっこになってるのもあるんでしょうけど、
マニュアルやらにもそういうリスクを想定して
ふだんから練習してるのでしょう。

またそう教育・訓練した管理側にも拍手したいです。
しかしえらいところを見てますねえ。
勉強になります。


by ナワ~ルド@峠おやじ (2012-12-12 09:24) 

船山史家

ナワさ~ん。
ギャルたちは平常心と笑顔で後処理をしてました。ギャルの顔が殆ど同じに見えたのはワタシのトシのせいでしょうか。
>慣れっこになってるのも・・・
ああそうかも。そういうマニュアルがあるのなら参考までに見てみたい。
あんまりこっちの席の話題がくだらなかったのもあるんですが、じーっと観察して、最後まで見届けて、いいオチだったらネタにしてやれって。
でも、どんな飲み方、飲ませ方をしたんでしょうね。
by 船山史家 (2012-12-12 17:10) 

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