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Best wishes for your 50th Birthday [人間ドラマ]

「今日、○○さんは来てる?」
○○さんとは人間ドラマに再三登場したZ女史というキャリアウーマン。片腕のO美人が言うには、「出勤してますよ~」
「アイツ電話に出ねぇんだよな」
「忙しいんじゃないですか。今、私は休憩中なのでよくわかりません」
相変わらず木で鼻を括ったような返事しやがって。さては女史のヤツ、俺の目論見に感づいたかな。今日は女史の50歳のBirthdayなんです。そのネタに触れられるのがイヤなのかな。女史は私の1歳上なのだが、一昨年も昨年も、今年春の転勤前1、2、3月も、年齢に触れられるのをずーっと回避してた。
話題に出そうもんならキッと睨む。(`ヘ´)な顔して。
「今月、誕生日だよな」ってメールした時は返信がなかったからね。単なる通過点じゃんかよなぁ50歳なんて。ねぇヒロさん。
俺は虎視眈々と狙っていた。今日という日を。からかい半分のイベントを。

渋谷駅、デパ地下の洋菓子屋さんに行ったの。
スーイツやケーキ、甘いお菓子を一切喰わない私はこういう店で迷わない。ショートケーキのデコレーションを即座に指差して、「これくれ」
女性の店員さんが言うには、
「お誕生日ですか?」
「うん」
「メツセージは、お誕生日おめでとうと、Happy Birthdayと、どちらになさいますか?」
つまんねぇメッセージだな。
ありきたりじゃねぇか。
「50歳おめでとうって」
店員さんは内心、呆れたかも知れない。でもそういうのをおくびにも出さず。
「50歳おめでとうでよろしいですか?」
「うん」
ケーキ職人さんが、チョコレートでメッセージを入れていたね。

「お持ち帰りのお時間はどれくらいですか?」
「1時間はしないよ」
「では保冷剤を入れておきます」
保冷剤か。確かに日中は暑かった。今日は17時までに上州に戻らなきゃなんない。ケーキ持って女史の店に急いだ。女史の支店の裏ドアをそ~っと開けて侵入したら、何だか店内バタバタしてる。
女史の片腕、O美人と目で会話。
「いるか?」、「いますよ」
私は挨拶もなく言った。「何で電話に出ないのさ」
「あ、いや、ちょっとバタバタしてたのよっ」
バタバタしてたぁ?アンタはいつもそうじゃねぇか。私は店内にズカズカ入って、監査台の上にケーキをドサッと置き、
「アイよ~、50歳っ、オメデトウございますっ」
「えっ、これなぁにぃ~?」
見りゃケーキなのはすぐにわかる。
「えっ、でもっ、これっ、いいの?」
突っ返されても困る。どうも今日はその話題で持ちきりだったらしい。4人いた従業員さんたちも華やいだ。

(久々に会ったワケでもないが、女子はメイクが派手になったな。さては、今日、何処か食事でも行くのかな。)

普段は実年齢に触れると逆鱗に触れかねないが、今日という日にこういうものを貰って嬉しくないわけはない。どうも私が買った店は有名な店だったらしく、
「これって有名なケーキ屋さんでしょう。私、ここでしか買わないのよぉ」
それは奇遇。
「いや、俺、普段そういうの喰わんし、買わんし、駅のデパ地下ですよ」
「そうよねぇ。□□さん(私のこと)普段こういうの食べないしさぁ」
Quatre・・・キャトルという店だった。柿の木坂に本店があるそうです。私が買ったのは渋谷東横店。デパ地下。
「開けてみてよ」
「ええぇ~。開けると何が出てくるのよ」
「笑い出すか、ムッとするかだな」
封を開いた女子は目を剥いた。
「ちょっとなにこれっ!!ご、50歳おめでとうって・・・やだぁっ!!」
「だってそうじゃん」
他のスタッフは笑いたくても下手に笑うと女史の一喝を食らいかねないので堪えながら見て見ぬフリ。
「店員さんもよくやるよな。メツセージはお誕生日おめでとうとHappy Birthdayどちらになさいますか?って言われてさ。つまんねぇメッセージだと思って50歳おめでとうにしてくれって言ったらハイわかりましたって。」
パートさんが覗き込もうとすると「ちょっとっ、見なくていいからっ」

ガハハハ(笑).jpg最初、ケーキが向こうを向いていた。メッセージが見えないぞ。
「こっち向けようよ」
「ヤダ、向こう向けて。ちょっとっ、何、撮ってんのよっ」
やや眉間や目つきが険しいがそれでいて笑ってた。やはり女性。こういうのは嬉しいらしい。
「奥さん(ジャン妻)はまだなの?」
逸らそうとしたな。矛先がジャン妻に向いたぞ。
「年内もうすぐですよ」
「□□さんは?」
「俺は来年の春。すぐ続きますよ。50歳なんて単なる通過点じゃん」
「お店のカレンダーにも50歳って書いてあるしさっ。Oさんが見つけてさっ。いつ書いたのよっ」
「向こうに行く前の1月か2月か3月に書いたんじゃなかったかなぁ。」
やたらと50歳50歳を連発する俺だが、他のスタッフは口元が強張っている。笑いたくとも女史の剣幕を恐れて堪えている。
処理済~口を尖らせる女史.jpg「今年だけだよ。来年はやらないからね」
「今年だからでしょっ」
「そう。次回やるとしたらまた10年後だな」
女史はキッと睨んだ。「そ、そんなに(会社に)いないわよっ」
「生菓子だから今日中に喰ってね。俺ぁ上州に帰るから。じゃぁね~」
コメント(4) 

コメント 4

ヒロ

ははははは~(^o^)
場面を想像して笑ってしまいました。
Z女史、羨ましいですよ。なかなかそういうふうに祝ってくれるものではありません。冷やかし半分でもね。
50歳、単なる通過点ですが、人生の節目ではあります。
by ヒロ (2012-11-07 20:04) 

チエ

あはははは 私も笑ってしまいました(笑)
女性側としたら紙一重なイタズラ心ですね。
これを許される間柄やジャンさんの人柄があってのとは思いますが、サラッと出来てしまうジャンさんが凄いです。
にしても(笑)ジャンさんが帰られたあと、他のスタッフさん方はさぞバツの思いをされたでしょう(笑)
by チエ (2012-11-08 09:25) 

船山史家

ヒロさん。
この悪戯はどーしてもやりたかったのです。そろそろだなって狙ってました。
でも、こういうお祝いは危険を伴う部分もあって、
「エコひいきだ」
「何であの人だけ」
って思う輩が必ずいます。特に女史と同年代の女性社員が要注意。
じゃぁ、エコひいきしてもらうぐらい努力せいよって反論したら、そういう自己アピールできない人だっているんですよ~なんて言われたりしてね。難しいですワ。
by 船山史家 (2012-11-08 11:29) 

船山史家

チエさん。
昨夜はGETU。。。18時入りでしたか。私らは22時半前でした。すぐにママの細腕でゴロ看板がしまわれました。
おでんと豚角煮、おにぎりを頂いて帰りましたが、量的に夜食程度だったので、今朝、日の出前に腹が減って起きちゃったですよ。

ケーキどーしたんでしょうね。店で分けたか。それとも一人で持って帰って喰ったか。その辺りは確認してないです。
もうこんなイタズラしませんよと言いたいところですが、40歳で親しい女性社員を発見したらやるかも。私は社員の資格証明(○○○免許証)のコピーを(会社として)保管、所持してるので、誕生日と年齢はある程度、把握してるんです。
今宵も美味しいお酒を飲んでくださいね。
by 船山史家 (2012-11-08 12:19) 

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