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閑人が竹藪を行く。。。 [隠れ郷土史]

名もなき古城巡りを続けていたら、今日まで二足、靴がダメになった。
三足めの靴もダメになりかけたのがここ。
やっぱ安い靴はダメだね~。

くるまを降りたら。。。
臭い。。。
近所に牛舎があるらしい。顔をしかめたが私はよそ者である。この地にも生活がある。我慢してくるまを停めた側の公園みたいなのに歩んで行くと、ボロッボロの説明版が立っていた。
説明版を見ると、「ここは山の持ち主の皆さんや地元の皆さんが協力して作った美しい憩いの。。。云々。。。「いつまでも皆様が楽しく利用できるよう次の事を必ず守ってください」。。。地形を崩したりしない、ゴミや空き缶は必ず持ち帰ること、他が記載されている。
案内板1.jpg案内板2.jpg
美しい憩い??
どこがっ!!
結果論ですがそれには程遠い場所だった。整備された公園かというと全くそうではなく、鬱蒼とした竹藪だったんです。
入口の札があったので分け入ると、風雨になぎ倒された竹だらけ。ちょっと躊躇したが踏み込んでみた。
入口.jpg鬱蒼とした竹藪.jpg
空壕が竹で埋まっている。
更に奥へ分け入ると竹の根っこが弧を描いている。バタバタ倒れてるのもある。
空壕に倒壊する竹1.jpg空壕に倒壊する竹2.jpg
足元は枯葉(竹の葉)で埋まっていて、その下はやや湿った土。滑る。
熊は出ないだろうけど、狐狸の類や蛇が出てきそうな鬱蒼とした竹藪はかろうじて起伏がわかる程度。迷路みたい。進めば進むほど、これって無事に戻れるんだろうかっていう錯覚に陥った。
ところどころに地元の人が立てた札があるが、あらぬ方向を向いてたりする。
手作りの札1.jpg手作りの札2~第二郭.jpg
この城塞跡はJR信越線の磯部~松井田間の南の丘陵にあります。東西400m、南北200mの崖端城で、北を向いてるせいか、ジメジメして日当たり悪い。
後で調べたら、私が踏み込んだ竹藪は、五つの郭と馬出(防御の弱い部分に造る)と、その間を区切る堀らしい。だが現状は堀なのか獣道なのかワカラン形状をしていた。
手作りの札3~帯郭.jpg手作りの札4~横堀.jpg
それにしても凄い竹である。竹藪地獄といっていい。
倒壊している竹が多いのが幸い、空は見えている。
ガキの頃、雑木林や竹藪にダンボールを持ち込んで”秘密基地”遊びをした人っています?それを思い出したよ。
空壕に倒壊する竹3.jpg空壕に倒壊する竹4(マシな方).jpg
空壕に崩壊する竹5.jpg竹は根が浅く地表を這うように広がるので、根が地面を抑える。地震には強いが、土下は浅いので風雨には弱いのだ。大雨の際には斜面の竹林はそれ全体が滑り落ちるような崩れ方をする時がある。
地主さんの好意で保存された憩いの場所って謳ってたけど、地主さんの高齢化に伴い放置される竹林が増えた一例なのではないだろうか。
誰がこの城塞にいたのかに触れてなかったですね。南北朝時代に人見四郎恩和という人の館を武田が修復して狼煙台ネットワークに組み込み、上州侵略の足掛かりにしたとか。

まさか行く閑人はそうそういないと思うけど、訪れるときには竹の根っこにつまづかないように足元に注意して下さい。
この道に詳しいサイトを見ると、一帯には雀の巣があり、雀が多いんだと。雀が多いってことはそれを捕食する蛇、マムシやヤマカガシといった毒蛇もいるんだと。
ましてやタケノコを採るなんて言語道断です。

もう一つ。
上信越自動車道を渡る。この橋には新内匠橋とぱった。
面してギリギリに「内匠城」というのがあった。
新内匠橋の向こう.jpg新内匠橋.jpg
上信越自動車道1.jpg上信越自動車道2.jpg
入っていくと・・・.jpgここにいたのは倉股大炊助という人。
天正18年(1590)、上州方面に上杉景勝と前田利家、真田昌幸の北国勢が進撃してきたらこの内匠城は放棄される。城兵は主城の国峯城に集結したが。。。

橋から真っ直ぐそのまんま歩いて入って見たら。。。
ゲッ!!
ここも竹藪地獄か。
これは踏み込めないな。



うげつ!!.jpgうぎゃっ!!.jpg
だが、自動車道に沿って左に迂回し、そこから奥へ入るとこんな感じだった。
稲荷がある。
主郭1.jpg主郭2.jpg
一旦戻って、藪の中を目を凝らして覗いてみると。。。
どうもデカい空壕がありそうだな。
意を決して踏む混んでみた。
竹藪に踏み込む.jpg更に奥へ.jpg
そしたらアタマに蜘蛛の巣がベチョッ。
かなりキョーレツな巣だった。巣のヌシの蜘蛛は何処にもいなかったが、この勝手な闖入者めと罵っているかも知れない。
そこから更に先へ踏み込んだらこんな感じ。前の人見城ほどではないけど、昼なお暗い竹藪。空が見えないのだ。
上信越自動車道を走るくるまの音がかすかに聞こえる。
竹藪空壕1.jpg竹藪空壕2.jpg
足元もヌルってるのとヤマビルが出そうなのでここで引き返しました。蜘蛛の巣はこの日の終わりまでとうとう取れなかったですね。もしかしたら巣のヌシ、蜘蛛が背中にヘバりついていなかっただろうか。

この二つの城塞は、寺尾中城みたいに山の尾根を歩いたり、高低差があるわけではないです。
靴がちょっと汚れて傷ついた。
翌日、ま~たよく確認もせず、その靴を履いて支店へ打ち合わせに向かった。支店にバタバタ駆け込んで
「誰々いますか?」
私はまだこっちの職場で地を出していない。至って丁寧口調です。
「ハイ、今ならおりますよ」と答えたのは20台前半の某女性社員。
急いでいたのもあって、入口に靴を揃えず適当に脱ぎっ散らかして上がってしまった。
打ち合わせが終わって戻ろうとしたら、俺の靴がきちんと揃えて置いてある。
(しまった・・・)
俺は赤くなった。
その女性社員が揃えてくれたのか。泥だらけボロ靴を。
恥っ!!
真っ赤になりながら「そ、それじゃぁまた」って出かけたら。。。
初めて貰ったえびせん.jpg開封したえびせん.jpg3個めだったかな.jpg
「ハイ、これぇ[わーい(嬉しい顔)]
「??」
[わーい(嬉しい顔)]
小さいかっぱえびせんを手渡された。
「俺がこれを好きなのを何故、知ってるんです?」
「内緒で~す[わーい(嬉しい顔)]
もちろん貰いましたよ。だが、誰がリークしやがったんだ?何処から情報を得たんだろう?
こっちの連中はまだ知らない筈だが。。。
「誰に貰ったのっ??」 (ジャン妻)
「・・・」
ジャン妻もこの若手女性をかなり高く評価していて、やや肩入れする傾向にある。
後日、かっぱえびせんをもう1個貰った。
その時は店に金を置いて出ようとした。ツンデレしながら、「要らないで~す」って突っ返された。
「もしかして賄賂?」
「そうかもです。他に何が好きなんですか?」
「ええっと、ピーナッツとか。。。」
その後、更にもう1個、計3個貰った。
その間、この子は時折、不平やら不満やらをギャァギャァ言って来た。こっちは施しを受けてしまったんだから逃げられない。受けるしかない。私は周囲が納得する形でその子の要望をうま~くかなえてしまい、結果的にかっぱえびせんは賄賂になったのである。
コメント(4) 

コメント 4

ナワ~ルド@峠おやじ

わ、賄賂、発覚ぅ~。

て言うても可愛いもんです。えびせんで懐柔されたようなもの。しかしその頭からお布施ととらえても良いのか!

いずれにしても「要らないで~す」の口調から見て、術中にはまってることは確かやね。

なまんだぶ、なまんだぶ。

by ナワ~ルド@峠おやじ (2012-08-13 22:53) 

船山史家

ナワさんおはようございます。
術中にハマった私ですが、賄賂のお返しはしました。この子は若いのに相当な飲み助なんで、会津のお酒、四合瓶を渡しました。
いつかは人間ドラマの常連キャラになるかもしれません。
誰がえびせん情報を与えたのかも発覚したのですがそれは秘します。
ジャン妻は「なんなの今日の記事は。出だしとオチがぜんぜん違うじゃないの」
二つの挿話をくっつけただけなんですけどね。
by 船山史家 (2012-08-14 09:05) 

雨曇子

上司の気持ちを捉えたのは、えびせんか、靴か?
手ごわい女(ひと)かも知れませんよ。桑原くわばら。
by 雨曇子 (2012-12-11 10:26) 

船山史家

雨曇子さん。
私の琴線を捉えたのはスナック菓子かな。
誰かが喋ったんですよ。先日もスナック菓子が置いてあって、盗み食いしてたら私が齧る音が聞こえたらしく、ヒソヒソ声で、「食べてるよ」、「ホントだ」っていう声が聞こえました。
by 船山史家 (2012-12-12 17:07) 

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